2017年の年末

12月19日 コンタクトを入れたまま寝てしまった!そのせいなのか頭痛がして夕方まで調子出ず。夜は1月公演の稽古へ。

12月20日 来年度の打ち合わせなど。夜は稽古。その後、今話題になっているチャゲ&飛鳥のデビュー曲から、光GENJIなどへの楽曲提供曲などを順を追って聞く。良い曲ばかり。編曲・アレンジがオーケストラ仕様の壮大な曲が多い。歌声もとにかくスケールが大きい。

12月21日 昼、友人宅にお届け物。映画『この世界の片隅に』を見る。日常生活が事細かに描写されているためにそれらを破壊することの恐ろしさがより際立って見える。

12月22日 来年度の手帳を購入。手に馴染み過酷なバッグの中でも一年間持ちこたえることができ、取り出した時の美しさに毎回心がときめくので、ここ数年paperblanksのものを使っている(2018年まで)。夜はオイリュトミーシューレ天使館5期2年2月期の発表会を見に行く。

12月23日 午前中は幼稚園で手しごと。あみぐるみの猫を作る。やはり人のやっているのを見ながら直接真似ていくという体験は大切だなと思う。夜は学生時代からお世話になっている根本敬先生の『映像夜間中学』へ。3時間超の長丁場で、毎月これをやられていることを思うと頭が下がる思い。厄落としのような鮮烈な作品群に触れ、一年を振り返る余裕もない日々の中で、やっと年が越せそうな気分になることができた。
幻の名盤解放同盟クラウドファンディング中のようです。名著『ディープ・コリア』の続編が読めるとは楽しみです。500円から支援可能!ぜひ!!

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12月24日 クリスマスの買い物など。家族連れの人、車椅子を押してもらいながら楽しそうにプレゼントを買い求めている人、そんな光景、それぞれの人々の日常の尊さ。思わず涙ぐむ。人はみな買い物を楽しむ権利、人に贈り物をする権利があるのだなと。そしてそんなことさえ望めない人々もいる。夜はクリスマスらしい映画が見たくなりTSUTAYAへ。「サイレント・パートナー」「トゥルー・クライム」「生きものの記録」「ディストラクション・ベイビーズ」そして再び「インターステラー」の5本を借りたが、なんということか、返却日までに1本も見れなかった。

12月25日 午後、実家でクリスマス会。夜はコルヴスの『密談』を編集した。この冬はホットワインをよく作っている。安ワインに少量のオレンジジュース、シナモン、カルダモン、クローブ、はちみつ、砂糖を味をみながら適当に。カルダモン、クローブがなければ、ガラムマサラでも。体があたたまって良い。

12月26日 祖母の介護に家族と岩手へ。東京駅でお土産。幼児が二人一緒だったのだが、子連れで年末の東京駅で買い物をするということが、どれだけ大変かということが身にしみる。世の子育て世帯は大変なことをやってらっしゃる。

12月27日 田舎で。朝から雨。夕方晴。雨上がりの自然の美しさに息を飲む。ああ世界は素晴らしき哉。自然の存在感が大きいので「今、木のてっぺんに天狗がいた!」などと言うと子どもは信じていた。花粉症の症状がひどい。12月だというのに杉の木だろうか?

12月28日 田舎で。午前中コンポストへゴミを入れに庭へ出るついでに家の周りを一周してみた。今は使われていない古い納屋などを経て、木々がところどころに立ち並ぶ場所へ出た。どこからか「ギィー、ギィー」という音がする。倒れそうな木でもあるのかと周りを見渡してみるもそのような木もない。しばらく様子をうかがっているとその音は木々が地面から水を吸い上げている音であった。

12月29日 東京へ戻る。吉祥寺キチムへ。Zayaendoh(ざやえんどう)というバンドに友人が出演するのだ。バンドは12人編成で、数種類の管楽器、創作打楽器、おもちゃまでが音響演出として使われており大変豪華な内容。年末気分が大いに盛り上がる。機会があれば是非また聴きたい。

思いがけない知り合いにも会い、年末の挨拶の応酬。

12月30日 いろいろ片付けたいこともあれど時間切れの日中。夜は忘年会に招かれ楽しいひと時。

12月31日 大晦日の朝だというのに冷蔵庫にクリスマスケーキの残りがあり食べてみたところ大丈夫な味であった。しかしあとで腹痛に。夜は家族と年越し。紅白歌合戦を見るのは何年振りだろうか。近所の諏訪神社に初詣に行ったあとテレビで「タイタニック」がやっていたので見る。今までに4~5回は見ているが、今回は最後悲しい気持ちにならなかったのが不思議だ。同じ映画を見てもその時々で印象が変わる。中学生の時の国語の授業で、芥川龍之介の「藪の中」を読んだ。先生が「これは人生の中で何回読んでも解釈が変わると思うので読み続けてほしい」と言っていたのを思い出す。良いお年を!

投稿者: izumi noguchi

野口泉 オイリュトミスト 武蔵野美術大学映像学科卒。 2002年より舞踏家笠井叡に師事、オイリュトミーを学ぶ。オイリュトミーシューレ天使館第三期及び舞台活動専門クラスを経て、愛知万博「UZUME」(2005)「高橋悠治演奏「フーガの技法とオイリュトミー」(2008、2010)、「ハヤサスラヒメ」(2012)、「蝶たちのコロナ」(2013、2014)、「毒と劔」(2015) など様々な公演に出演。放射能からいのちを守る山梨ネットワークいのち・むすびばとの共同公演「アシタノクニ」や、仙台・月のピトゥリとの人形劇(正確には”にんぎゃうじゃうるり”)「きつねおくさまの!ごけっこん」(2014)、シュタイナー農法研究会(「種まきカレンダーを読み解く」2014)などを開催。近年はシュタイナー系の幼稚園で幼児教育に関わる。また各地でオイリュトミーワークショップを行う。オイリュトミーに関わるイベントを企画する「レムニスカート」を主宰。 izumi noguchi のすべての投稿を表示