2017 年12月『エヴリバディ・ウォンツ・サム』『天国と地獄』『インターステラー』

12月13日 コルヴスのラジオ放送室「密談」収録。ほとんど打ち合わせなしのトーク。

12月14日 新宿武蔵野館にて映画『エヴリバディ・ウォンツ・サム』を鑑賞。

人生は果てしない徒労だろうか?
たとえそれが真実だとしても、そんなことを吹き飛ばしてしまうほどの美しい瞬間があることを、虚構であるはずの映画がいつも教えてくれる。この映画では誰もが心ときめいたであろう、無垢な時代の空気が再現されている。しかしそれを懐かしむわけではなく、今を生きる「昔若かった人たち」の足元へと一本のラインをつなげる演出が心憎い。

12月15 風邪が流行っている。職場の一つである幼稚園でも子どもの半数がお休み。

さて「こんなものいったい誰が買うんだろう?」というような商品がコンビニにはあふれている。しかし売っているということは売れているということなのだろう。普段は別段欲しいとも思わないグミを購入してみた。10年振りくらいだろうか。

先日、甲府で打ち上げの宴を開いてくださった田中さんのお宅での出来事。

素敵な食事を楽しみ、夜も更けた頃、田中さんの高校生の娘さんが、突然「グミが食べたい」と言いだした。ひなびた温泉街からほど近いところにある田中邸のこと、付近にはコンビニもなく、あいにくの寒い夜。そんな時、高まり行く娘さんのグミへの欲求。ふと思いだしバッグのポケットを探るとグミがある。そっとテーブルの上にイチゴ味のグミを差し出したことはいうまでもない。

12月16日職場の一つである幼稚園で冬至祭り。かぼちゃと小豆のいとこ煮、りんごなどを皆で食べる。夜は1月の公演稽古へ。昨日グミで奥歯の詰め物取れたため、急遽歯医者さんを予約。ネット予約はいっぱいだったが電話でなんとか入れてもらう。歯が一本短くなると、かなり短い期間だとしても歯列が移動してしまうことは経験上知っていたので早い予約が取れて一安心。

12月17日 歯医者さんで詰め物を入れてもらい噛み合わせの調整。顎関節症は頬杖をついたことからなることもあるらしく、何が原因かもわからないという。

聞こえてくる会話からするに、隣の診察台の方は重い歯周病に苦しんでいるようである。

歯磨き粉のかわりに重曹を使うようになってどのくらい経つだろうか。歯医者さんんによるとわたしは歯石のつきにくい体質らしいとのこと。しかし以前はよく虫歯になったものだし特別歯石がつきにくい訳ではないはず。(のちに歯磨き粉に変更)

一度虫歯を放置して大変なことになった経験が身にしみている。いずれにせよ歯に関しては予防が大切だ。

重曹はトラベルグッズコーナーで買い求めた25ml用の携帯容器に入れ、歯ブラシですくって使っている。かなり使い勝手が良く重宝している。

帰り道、高円寺駅のベッ○ーズに入ったところトイレが地獄のように汚かった!「インド富士子」へ。東小金井の「インド富士」のカレーがかなり美味しかったため、姉妹店の「インド富士子」には期待。「ほかほか感」や「一皿の輝き」のようなものは「インド富士」が格段にあるように感じた。思い込みかもしれないが。

この日見た映画は『天国と地獄』

黒澤映画を久しぶりに。もっとも感じたことは絵が重いということ。一枚一枚の画が重いパンチを受けたように効く。フィルムの力?役者の力なのか、監督のこだわりなのか、その全てと思いもよらないプラスα?横浜黄金町のヘロイン窟やダンスホールの描写が印象的。また伊勢佐木町の街並みなどは、今も当時の面影を残しているようだ。奇しくも先日、似た内容の『64ロクヨン』を見ていたので、現代と比べて当時の警察の捜査会議がとてもゆったりしたものに見える。携帯電話のなかった時代の捜査というのはこういう感じだったのだろう。捜査本部長役の志村喬が磐石の安心感を醸し出している。好きな役者だ。

12月18日 年内最後のワークショップでした。るメガネのリムロック部分が金具ごと折れた。

この日見た映画は『インターステラー』

見るのは3回目だが面白かった。いったい重力というものは何なのか?0.3086mGal/m(ミリガル)という数値は、日本において地球の中心からの距離(=標高)が1m大きくなるごとに小さくなる重力の値である。昔、新宿を歩いていて高層ビルを見上げた途端に重力が外れて新宿住友ビルの52階まで自分が飛び上がったような気がしたことがある。それ以来世界のどこかに重力が外れてしまうポイントがあるような気がしてならない。

ガル(英:gal、記号:Gal)は、CGS単位系における加速度の単位である。gal という名称はガリレオ・ガリレイ(Galileo Galilei)にちなむ。 地震に関連する分野ではよく用いられるが、国際単位系としては認められていない単位である。ただし、日本の計量法は特殊の計量である「重力加速度又は地震に係る振動加速度の計量」に限定してガル( Gal)および1000分の1のミリガル(mGal)の使用を認めている。(wikipediaより)

・重力加速度又は地震に係る振動加速度の計量 Gal mGal

投稿者: izumi noguchi

野口泉 オイリュトミスト 武蔵野美術大学映像学科卒。 2002年より舞踏家笠井叡に師事、オイリュトミーを学ぶ。オイリュトミーシューレ天使館第三期及び舞台活動専門クラスを経て、愛知万博「UZUME」(2005)「高橋悠治演奏「フーガの技法とオイリュトミー」(2008、2010)、「ハヤサスラヒメ」(2012)、「蝶たちのコロナ」(2013、2014)、「毒と劔」(2015) など様々な公演に出演。放射能からいのちを守る山梨ネットワークいのち・むすびばとの共同公演「アシタノクニ」や、仙台・月のピトゥリとの人形劇(正確には”にんぎゃうじゃうるり”)「きつねおくさまの!ごけっこん」(2014)、シュタイナー農法研究会(「種まきカレンダーを読み解く」2014)などを開催。近年はシュタイナー系の幼稚園で幼児教育に関わる。また各地でオイリュトミーワークショップを行う。オイリュトミーに関わるイベントを企画する「レムニスカート」を主宰。 izumi noguchi のすべての投稿を表示