2011年から4年振りとなる、ペルセパッサ・オイリュトミー団のオイリュトミー公演「雪月花」、全3回公演を無事に終えることができました。おいでくださった皆様、誠にありがとうございました。
思い返せば7月27日に谷合ひろみ先生の訃報を聞き、その夜にバッハのシャコンヌを踊ることを決めました。谷合先生が背中を押してくれなければ、こんな大曲に挑む勇気は一生出なかっただろうと思います。
先生にはオイリュトミークライトの扱い方、シュライヤーの繊細な補修の仕方、そのほか、数え切れないほどのことを教わりましたが、何よりも、人からものを教わる時の態度を学ばせていただいたと思っています。
谷合ひろみ先生、本当にありがとうございました。
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投稿者: izumi noguchi
野口泉
オイリュトミスト
武蔵野美術大学映像学科卒。
2002年より舞踏家笠井叡に師事、オイリュトミーを学ぶ。オイリュトミーシューレ天使館第三期及び舞台活動専門クラスを経て、愛知万博「UZUME」(2005)「高橋悠治演奏「フーガの技法とオイリュトミー」(2008、2010)、「ハヤサスラヒメ」(2012)、「蝶たちのコロナ」(2013、2014)、「毒と劔」(2015) など様々な公演に出演。放射能からいのちを守る山梨ネットワークいのち・むすびばとの共同公演「アシタノクニ」や、仙台・月のピトゥリとの人形劇(正確には”にんぎゃうじゃうるり”)「きつねおくさまの!ごけっこん」(2014)、シュタイナー農法研究会(「種まきカレンダーを読み解く」2014)などを開催。近年はシュタイナー系の幼稚園で幼児教育に関わる。また各地でオイリュトミーワークショップを行う。オイリュトミーに関わるイベントを企画する「レムニスカート」を主宰。 izumi noguchi のすべての投稿を表示