7/27オイリュトミーとダンスの八王子クラス「こんにちは!からだ」 振返り

「こんにちは!からだ」オイリュトミーとダンスの八王子クラス

7月27日、とても暑いなかご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました。

前半の言葉のオイリュトミーのクラスでは、日本語とドイツ語の母音子音の響きの違いや、言葉のオイリュトミーの成り立ち、日本語の有声音と無声音に意識を向けて動きました。

生まれた時から日本語の響きの中にいるので、ドイツ語と比較したとき、日本語の特徴をあらためて感じさせられます。

言霊学の祖、中村孝道の七十五声の曼荼羅についての説明も多くありました。

音楽のオイリュトミーでは、耳小骨(ツチ骨、アブミ骨、キヌタ骨)と肢体(大腿骨、膝、足)の対応を意識しながら、ヴァイオリンの音色とともに呼吸のプロセスを体験しました。頭部の構造の中に、肢体系の構造が変容し、繰り返されていることの中に、悠久の時間の流れを感じます。私たちが認めようと、認めまいと、身体機構は畏るるべく完全なものとして存在しています。

音楽と共に皆さんの動きが少しづつ柔らかくなっていきました。皆さん、黒板に書かれた初めて見るフォルムを見ながら動いてくださいます。

覚えるまではなかなか黒板を見ずに動くことは難しいですが、見ずに動けた時は、思考から解放されて自由に動きの中に力を流せます。今回、初めて黒板を見ないで動くことが来たとの声もありました。

引き続き稽古を続けていきたいと思います。

さて、次回8月は夏休みとなりまして、9月は27日(金)にイベント参加の予定がございます。まもなくご案内できると思いますので、続報をお待ちいただければと思います。

ロッカッケー
野口泉 @izminity
鯨井謙太郒 @kentarokujirai

#オイリュトミー
#eurythmie
#eurythmy
#ロッカッケー
#八王子クラス
#言霊学

投稿者: izumi noguchi

野口泉 オイリュトミスト 武蔵野美術大学映像学科卒。 2002年より舞踏家笠井叡に師事、オイリュトミーを学ぶ。オイリュトミーシューレ天使館第三期及び舞台活動専門クラスを経て、愛知万博「UZUME」(2005)「高橋悠治演奏「フーガの技法とオイリュトミー」(2008、2010)、「ハヤサスラヒメ」(2012)、「蝶たちのコロナ」(2013、2014)、「毒と劔」(2015) など様々な公演に出演。放射能からいのちを守る山梨ネットワークいのち・むすびばとの共同公演「アシタノクニ」や、仙台・月のピトゥリとの人形劇(正確には”にんぎゃうじゃうるり”)「きつねおくさまの!ごけっこん」(2014)、シュタイナー農法研究会(「種まきカレンダーを読み解く」2014)などを開催。近年はシュタイナー系の幼稚園で幼児教育に関わる。また各地でオイリュトミーワークショップを行う。オイリュトミーに関わるイベントを企画する「レムニスカート」を主宰。