アホの自覚がある者は「インヒアレント・ヴァイス」を見よ!

若い頃、とんでもなくアホだった自覚がある人は、PTAの映画を見て涙が止まらなくなる恐れがある。

もちろん私は自覚がある。

全シーンの光や匂いすら感じ、全コマで泣き続けられる自信があるほどだ。


「我こそは」という人は問答無用で見てほしい。

「もっとパンケーク!」と叫んでいるジョシュ・ブローリン。

最近ではパク・チャヌク監督の『オールド・ボーイ』のハリウッドリメイク版での汚れ役っぷりが印象的だったが、本作でも複雑な人間の深みを出していて良かった。

寝ても覚めてもホアキン

「なんとも言えない感情」「言葉にならない情感」

いわゆる「エモい」感情を無表情の中に表現できるホアキン・フェニックス。

リン・ラムジー監督の『ビューティフル・デイ』もそんなホアキンの演技が素晴らしく、折に触れて見たくなる映画です。しかも音楽がジョニー・グリーンウッド。

もう戻ってこない昔の彼女が主人公の生きる原動力となっているという点において本作と共通している、ディヴィッド・ゴードンの『二流小説家』。

これも映画化されるならぜひホアキン・フェニックスにやってほしい。

と思っていたらすでに、上川隆也主演で映画化されていたことにビックリ!

投稿者: izumi noguchi

野口泉 オイリュトミスト 武蔵野美術大学映像学科卒。 2002年より舞踏家笠井叡に師事、オイリュトミーを学ぶ。オイリュトミーシューレ天使館第三期及び舞台活動専門クラスを経て、愛知万博「UZUME」(2005)「高橋悠治演奏「フーガの技法とオイリュトミー」(2008、2010)、「ハヤサスラヒメ」(2012)、「蝶たちのコロナ」(2013、2014)、「毒と劔」(2015) など様々な公演に出演。放射能からいのちを守る山梨ネットワークいのち・むすびばとの共同公演「アシタノクニ」や、仙台・月のピトゥリとの人形劇(正確には”にんぎゃうじゃうるり”)「きつねおくさまの!ごけっこん」(2014)、シュタイナー農法研究会(「種まきカレンダーを読み解く」2014)などを開催。近年はシュタイナー系の幼稚園で幼児教育に関わる。また各地でオイリュトミーワークショップを行う。オイリュトミーに関わるイベントを企画する「レムニスカート」を主宰。 izumi noguchi のすべての投稿を表示

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください