やたら強い女やブランド品が沢山出てくる軽快さと、通奏低音のように流れるタイトルの意味の重さが対照的である。
多少流れがいびつになっても売れる本を作ろうという意欲を感じる。受けるネタを詰め込みあくまでも結果を出そうと暴走するストーリーにひっぱられて登場人物が精彩を放つこの感じ、嫌いじゃない。
ドジっ子の主人公もヤキモキするけど嫌いじゃない!
カーアン・ヴァズ・ブルーン&ベニ・ブトカ『誹謗』長谷川圭訳早川書房
やたら強い女やブランド品が沢山出てくる軽快さと、通奏低音のように流れるタイトルの意味の重さが対照的である。
多少流れがいびつになっても売れる本を作ろうという意欲を感じる。受けるネタを詰め込みあくまでも結果を出そうと暴走するストーリーにひっぱられて登場人物が精彩を放つこの感じ、嫌いじゃない。
ドジっ子の主人公もヤキモキするけど嫌いじゃない!
カーアン・ヴァズ・ブルーン&ベニ・ブトカ『誹謗』長谷川圭訳早川書房
家族旅行でもう30年ほど通っている南伊豆。長く通っているだけにたくさんの思い出がある。
初めのうちはいろいろな宿に泊まってみたものの、ここ20年ほどは同じ宿に泊まっている。
漁師のお父さんと料理上手のお母さんがいるのでお料理が最高なのだ。
最近では海水浴のシーズンだけでなく秋にも伊勢海老を目当てに出かけることも多い。
家族が減ったり増えたりしても、この海を前にすると故郷に帰ってきたような感覚になる。
前回9月に行いました「カフェ・ヒンメルのお料理とヒンメリ作りの一日」、この度パート2を行うことになりました!
カフェ・ヒンメルは東京国立市で私の妹たちとその友人がやっている小さなカフェです。私はこのカフェでのイベントの一部をオーガナイズしています。
https://instagram.com/cafehimmel?igshid=1maaz2tlo82gx
第一回目に引き続き、講師は北欧のお菓子や文化に造詣の深い「自然菓子工房roco」の田中浩子先生です。
roco先生の丁寧な指導のもと、手仕事の時間を楽しんでみませんか?
ご予約お待ちしております。
いよいよクリスマスシーズンの到来です。
みなさまいかがお過ごしですか?
9月のヒンメリワークショップに次いで今回はヒンメリの6つの基本形のうちの2つ目の型を作ります。
今回初めてご参加の方は1つ目の型から始めます。roco先生の丁寧な解説と、わかりやすい作成図も付いていますので、初心者の方も綺麗な仕上がりのヒンメリを作ることが出来ます。ぜひお気軽にご参加下さい。
暖かな店内でスペシャルプレートを頂きつつヒンメリ作りはいかがですか?ちょっとしたクリスマスプレゼントにもおすすめです。
当日はroco先生の作品販売もございます。
初心者の方もお気軽にご参加ください。ご予約お待ちしております。
⭐今回も使用する麦わらはroco先生の無農薬自家栽培のもの。品種は「春よ恋」です。ぜひ麦を剥く作業から体験して頂きたいと思います。
cafe himmel presents
himmeli workshopのご案内
カフェ・ヒンメルのお料理とヒンメリ作りの一日 part2
2019年12/7(土)
Lunchtime Workshop ランチタイムワークショップ4,300円 11:00〜13:30 クリスマスシェパーズパイプレート ヒンメルティーとミニデザート
Cafetime Workshop カフェタイムワークショップ4,000円 15:00~17:30 焦がしキャラメルのレイヤーケーキプレート ヒンメルティー
Bartime Workshop バータイムワークショップ 4,000円 19:00~21:30 お好きなドリンクとアペタイザー
★キッズコース追加しました! 2,000円 (焼き菓子付き)入退場自由です。
持ち物
●ハサミ
●定規(20㎝~30㎝くらいいのものでok)
●ボールペン(ペン先が細いものの方がベター)
●手拭い(布巾など毛羽立っていないものの方がベター)
申し込み・お問い合わせ cafehimmel2019@yahoo.co.jp 080-4206-0392
cafe himmel
カフェ・ヒンメル
東京都国立市富士見台3-4-1 国立市南口矢川駅行きバス10分芸術小ホール前下車3分スタジオ凛となり
ヒンメリ作り講師 田中浩子(roco)さん
https://www.instagram.com/p/ BzsfNzslqta/?igshid= 110rwnfxge09n
2003年東京杉並区のカフェギャラリー「かりんとう」で料理とスイーツを担当。2005年「自然菓子工房roco」を立ち上げ、企業やカフェ、イベントなどへスイーツを提供しつつ、地方の埋もれた食材にスポットを当てた商品開発なども手掛ける。2013年山梨県甲府市に移住。念願だった小麦栽培を始め、ヒンメリのワークショップ&北欧のお菓子作りなどを「お菓子教室roco」にて展開中!
facebook→お菓子教室roco
講師rocoさんにヒンメリの魅力について聞きました
・ヒンメリの魅力とは?
何といっても幾何学模様の造形的な美しさです。さらに光のモビールと言われているように、光に照らされると黄金に輝き、その影もまた幻想的なシルエットを映し出します。風が吹けばまわりだし、また地熱でも動き出し… 空間に一つヒンメリがあるだけで、その場の空気が変わるような気配があります。一本の藁にひもを通して結ぶ行為を繰り返すことによって、人を自然と無心に導き、それが祈りへと続いているように感じます。ヒンメリに調和と神聖さを感じるのはその為かもしれません。ヒンメリを掘り下げていくと、日本のしめ縄文化に通じているとも言われており、遠いフィンランドのヒンメリに魅了されるのは、そういった何か懐かしいような親しみを感じるからではないかと思います。
・ヒンメリ作りに興味を持ったきっかけ
仕事で北欧のお菓子作りを10年くらいやっていた関係で、麦わらで作ったヒンメリに出会い、その造形と光と影の美しさに魅了されました。・ヒンメリ作りで楽しいと感じることは?
ヒンメリは難しいと思われがちですが、基本的な形は単純で、それを組み合わせていく作業なので誰でも作ることができます。繰り返していく作業なので時間はかかりますが、だからこそ完成した時の喜びはひとしおです!一度取り掛かると時間の感覚がなくなり、我を忘れて熱中してしまいます。この感覚を味わいたくてやっているのかもしれません。
cafe himmel 店主junさんに聞く
・カフェ・ヒンメルとは?
2019年6月に国立谷保エリアにオープンしました。友人と姉と運営しているカフェです。
現在は日替わりランチが中心ですが、今後はモーニングも提供できるよう準備を進めています。ヒンメルのモーニングがなきゃ1日が始まらない、と言っていただけるようになりたいですね。
食材は地元の野菜を多く使い、素材の味を生かせるような味付けにこだわっています。日替りの熟成ラムレーズンケーキやバナナケーキ、スパイスクッキーなどもぜひ食べて頂きたいです。
・ヒンメルの名前の由来は?
アンリ・ルソーの描く楽園のイメージで店名を考えていました。紆余曲折あり、ドイツ語で天を意味するhimmelになりました。ヒンメリも語源は同じと聞き、ご縁を感じています。ぜひヒンメルで、ヒンメリを!!
いつもお世話になっている城戸朱理さん、小野田桂子さんに鰻をご馳走になった。城戸さんの若い頃、映画を(主に名画座で)年間180本見ていたこともあったとのこと。今のようにパソコンやタブレット、アイフォンなどあるはずもなく、映画館へ行くのである。学生なのでお金もなく、食費を削って見る。本数を見ているヤツほど日に当たらなくなるのでだんだん青白くなり、最後には皮膚病になる、という話が壮絶だった。私も大学は映像科にいたので、思い出してみるとそんな男子をチラホラ見かけたような気がする。
ダンスブリッジ2019 「声と、踊りと。音読劇場」 ご来場下さいまして誠にありがとうございました。
多くの皆様に力をかりて無事に終演することができました。
「アーカーシャのうた」リハーサルを見て下さったセッションハウスの伊藤孝さんが、1940年12月8日の太平洋戦争開戦のラジオ放送を実際に聞いていた記憶から助言を下さり、定方まことさんがそれをすぐ語りに反映させて、より深い表現となりました。
Noema Noesis ensemble(ノエマノエシスアンサンブル)が歌った素晴らしい曲目の数々はのえのえメンバーの菊地さんの投稿
https://m.facebook.com/ryo.kikuchi.3726?fref=nf#!/story.php?story_fbid=2548539541901070&id=100002351486608&refid=17&ft=mf_story_key.2548539541901070%3Atop_level_post_id.2548539541901070%3Atl_objid.2548539541901070%3Acontent_owner_id_new.100002351486608%3Athrowback_story_fbid.2548539541901070%3Astory_location.4%3Athid.100002351486608%3A306061129499414%3A2%3A0%3A1569913199%3A-5324805794033261595&tn=%2As%2As-R
に詳しく載っていますので是非お読みいただければと思います。
その曲を素晴らしい三線と合唱バージョンに編曲して下さった音楽監督 堅田優衣さんの率いるのえのえ。
作品のラストで鯨井絵里加さんの弾く三線で始まる「月ぬかいしゃ」は那覇市を走るゆいレールの駅の発車メロディーにも使われているほどのポピュラーな曲のようです。
本当に繊細な響きの共有をメンバー全員で行なってらっしゃいました。
本番の日、楽屋でメンバーの皆さんが堅田優衣さんのメソッド、ハーモニーを生み出すためのからだ全体と場の調律を行う姿を目の当たりにして心が震えました。 この場に居合わせられたことが私にとって大きなプレゼントを頂いたような気持ちです。
終演後1日経って完全にのえのえ、ハーモニーロスです!まだのえのえを聴いていない方には今後全力でおすすめしていきたいと思います。
衣装は高丘親王航海記でもお世話になった富永美夏さん。生々しくなく嘘っぽくない、絶妙なバランス感覚で登場人物2人の姿を創出して下さいました。
生地選びから始まるイマジネーションの鋭さ、豊かさが作品世界をよりふくらませてくれました。
そして、松本大樹さん率いるmetaの皆さんの作品。
モノトーンの世界観の中でそれぞれのダンサーの身体の経歴、精神性がより際立ち魅入りました。これから作るメルヘンオイリュトミーへの大きなヒントとモチベーションの高まりを頂きました。
今回「アーカーシャのうた」を作りこの演目を踊らせてくれた鯨井謙太郒、この企画を実現させてくれたスタッフの方々と観客の皆さまへ、最大の感謝を贈りたいと思います。
個人的には舞台監督蓮子さんの、踊る指示出しがすごくわかりやすくて新しかったです!!
皆さま本当にありがとうございました!
9月17日は「アーカーシャのうた」セッションハウスでのスタッフ見せ通し稽古でした。
終わって深夜の飲み屋さんに入り夕食。
「黒ひげ危機一髪」というゲームご存知でしょうか?私も小学生の頃持っているこの家で遊びましたー!
黒ひげの海賊が首まで入っている樽に短剣を挿していき、
ヒットすると黒ひげの首が飛ぶ、という文字で書くと怖いゲームです。
短剣を刺す穴は20くらいありますが、なんとこれを一発で当てました!
お酒が一杯無料になりました♩
ダンスブリッジ2019 声と、踊りと。音読劇場
公演日時
2019年
9月21日(土)19:00
9月22日(日)13:00/17:00
料金:前売一般3,300円 前売学生2,500円 前売こども1,500円 4回券10,000円 当日+500円
《アーカーシャのうた》
鯨井巖「一学徒兵の北部沖縄戦回想録」
9/21(土)22(日)
神楽坂セッションハウス
構成・振付・出演
鯨井謙太郒
オイリュトミー
野口泉
語り
定方まこと
三線
鯨井絵里加
合唱
Noema Noesis ensemble
音楽監督
堅田優衣
衣裳
富永美夏
今回、松本大樹さん作品とともに上演です。子どもの本は本質に一気に迫るので全編見せ場です。みんなが知ってる話をダンスでこんな見せ方ができるんだー!と度肝を抜かれた通し稽古の本日でした。
「CHILDBOOK」~子どもの本を開こう
『パイドパイパー 』ドイツ民話 脚色岡本直土
『ないたあかおに』(世界文化社)
是非おいでください!
関連
連日、こちらの公演の稽古をしています。
本日は富永美夏さんが出来上がりの衣装を持ってきて下さり、初めて衣装を着けました。
全然違います。
作品の世界観がぐっと拡がりを持ち、また深まります。
さらにイマジネーションの膨らむ舞台になりそうです。ぜひご覧ください。
ダンスブリッジ2019 声と、踊りと。音読劇場
公演日時
2019年
9月21日(土)19:00
9月22日(日)13:00/17:00
料金:前売一般3,300円 前売学生2,500円 前売こども1,500円 4回券10,000円 当日+500円
《アーカーシャのうた》
鯨井巖「一学徒兵の北部沖縄戦回想録」
9/21(土)22(日)
神楽坂セッションハウス
構成・振付・出演
鯨井謙太郒
オイリュトミー
野口泉
語り
定方まこと
三線
鯨井絵里加
合唱
Noema Noesis ensemble
音楽監督
堅田優衣
衣裳
富永美夏
https://session-house.net/db2019-1.html
学生時代に比べておもしろい漫画を見つけてくる嗅覚がとんと鈍っています。
最近、仕事先の本屋さん友だちが多ジャンルからセンスの良いものを見繕って読ませてくれるのでとても感謝しています。
今日は「恋は雨上がりのように」読み終えました。
漫画にしかできない飛躍した表現がさりげなくも大胆に構成されていて、思いがけず心の間隙を突かれました。
読み終えた後、私もこの主人公のように、清々しい夏の風の中を走っていけるような気がしました。
芸術はそこに存在しないものをありありと現出させることができる。そんな魔法を、私たちは作品を通して手にしています。
秋はたくさん美術館にいったり読書をしたいものですね!
今年の6月に私の妹たちが国立市の南にカフェをオープンしました!
そこで記念すべきカフェイベントの第一弾として、ヒンメリ作りのワークショップが行われます。
ワークショップはランチタイム(おかげさまで満員御礼です!)とカフェタイムの二回。
カフェタイムは2ドリンクと、カフェヒンメルのスペシャリテである熟成ラムケーキ、お土産のお菓子もありとのことです。
本格的なヒンメリ作りの手ほどきを受けながら、カフェヒンメルの美味しいお料理を味わってみませんか?
cafe himmel presents
himmeli workshop
カフェ・ヒンメルのお料理とヒンメリ作りの一日
9/14(土)
lunch time workshop
ランチタイムワークショップ 4,300円
11:00〜13:30
カフェ・ヒンメルのランチ、ドリンク付き →満員御礼!!!!!
cafe time workshop
カフェタイムワークショップ 4,000円
15:00〜17:30
カフェ・ヒンメルのこだわりおやつ、ドリンク付き
持ち物
●ハサミ
●定規(20㎝~30㎝くらいいのものでok)
●ボールペン(ペン先が細いものの方がベター)
●手拭い(布巾など毛羽立っていないものの方がベター)
申し込み・お問い合わせ
cafehimmel2019@yahoo.co.jp
080-4206-0392
cafe himmel
カフェ・ヒンメル
東京都国立市富士見台3-4-1 国立市南口矢川駅行きバス10分 芸術小ホール前下車3分 スタジオ凛となり
ヒンメリ作り 講師 田中浩子(roco)さん
2003年東京杉並区のカフェギャラリー「かりんとう」で料理とスイーツを担当。2005年「自然菓子工房roco」を立ち上げ、企業やカフェ、イベントなどへスイーツを提供しつつ、地方の埋もれた食材にスポットを当てた商品開発なども手掛ける。2013年山梨県甲府市に移住。念願だった小麦栽培を始め、ヒンメリのワークショップ&北欧のお菓子作りなどを「お菓子教室roco」にて展開中!
facebook→お菓子教室roco
講師rocoさんにヒンメリの魅力について聞きました
・ヒンメリの魅力とは?
何といっても幾何学模様の造形的な美しさです。さらに光のモビールと言われているように、光に照らされると黄金に輝き、その影もまた幻想的なシルエットを映し出します。風が吹けばまわりだし、また地熱でも動き出し…空間に一つヒンメリがあるだけで、その場の空気が変わるような気配があります。一本の藁にひもを通して結ぶ行為を繰り返すことによって、人を自然と無心に導き、それが祈りへと続いているように感じます。ヒンメリに調和と神聖さを感じるのはその為かもしれません。ヒンメリを掘り下げていくと、日本のしめ縄文化に通じているとも言われており、遠いフィンランドのヒンメリに魅了されるのは、そういった何か懐かしいような親しみを感じるからではないかと思います。
・ヒンメリ作りに興味を持ったきっかけ
仕事で北欧のお菓子作りを10年くらいやっていた関係で、麦わらで作ったヒンメリに出会い、その造形と光と影の美しさに魅了されました。
・ヒンメリ作りで楽しいと感じることは?
ヒンメリは難しいと思われがちですが、基本的な形は単純で、それを組み合わせていく作業なので誰でも作ることができます。繰り返していく作業なので時間はかかりますが、だからこそ完成した時の喜びはひとしおです!一度取り掛かると時間の感覚がなくなり、我を忘れて熱中してしまいます。この感覚を味わいたくてやっているのかもしれません。
cafe himmel 店主 junさんに聞く
・カフェヒンメルとは?
2019年6月に国立谷保エリアにオープンしました。友人と姉と運営しているカフェです。
現在は週に3回程度のオープンですが、モーニング・ランチ・バータイムと、一日を通してお楽しみ頂ければと思っています。
台湾茶や台湾スイーツ、日替わり
キッシュランチなど、無農薬の地場野菜を使用し、素材の味を生かした料理を心がけております。
中でも熟成ラムケーキは当店自慢の一品。季節ごとのフルーツをラム漬けにしてケーキに練り込み焼き上げます。
最低1週間は寝かせてラムシロップをしみこませた熟成ラムケーキをぜひご賞味ください!
・ヒンメルの名前の由来は?
アンリ・ルソーの描く楽園のイメージで店名を考えていました。
紆余曲折あり、ドイツ語で天を意味するhimmelになりました。
ヒンメリも語源は同じと聞きご縁を感じています。
ぜひヒンメルで、ヒンメリを!!
一昨日の台風で千葉の被害が大きいらしい。 2日経っても水や電気が復旧していない地域があるようだ。
健常者はもちろんのこと、難病の方、体力のない高齢者にとっては命に関わる大問題だ。
必要不可欠な機器の電力供給が絶たれることは最悪の事態を招きかねない。
実際今日の高温で熱中症で亡くなってしまった方もいる。
2020年から5Gへの移行が本格化するにつれ、私たちの生活は今までにないほど便利になり、寿命も延びる。
ゲームや動画視聴などの娯楽も増える。
しかし動力源はすべて電気なので、消費電力が爆発的に増えることになる。
楽しく便利な世界だけがフィーチャーされているけれど、エネルギー問題はどうシュミレートされているのだろうか。
電力によって生命が繋がれていることを災害時に痛感せざるを得ない。
早くライフラインが復活しますように!
窓を開けていて、気付くと足長蜂が部屋の中にいた。
外に出たと思うとまだいる。いや二匹いる。
なんとか二匹とも外に出たとのを確認し、窓を閉め外の様子を伺うと、計3匹の鉢がユラユラ飛んでいる。
「これは近くに巣があるのだろう。」「駆除業者にお願いしないとならないだろうか?」
と考えていたら台風が来たのであった。
野口泉ソロオイリュトミー
魂を踊る
2019年11月1日(金)くにたち市民芸術小ホール 地下スタジオ
19:00 開演
入場料
前売り 2,000円 当日 2,500円
18歳以下 前売り当日共に1,500円
(未就学児の入場は不可となります)
ピアノ演奏 橋本祐子
朗唱 三上周子
プロフィール
野口泉|Izumi NOGUCHI
武蔵野美術大学映像学科卒。笠井叡にオイリュトミーを師事。オイリュトミーシューレ天使館第三期及び舞台活動専門クラスを経て、国内外の舞台に出演。シュタイナー農法研究会(「種まきカレンダーを読み解く」2014 山梨・東京)、中皮腫の周知を目的としたクラウドファンディングによるオイリュトミー公演「おしごとは呼吸すること」(2017)など、独自の視点から企画・公演を精力的に行う。オイリュトミーという踊りを通して「行為すること」の根源を探求している。こうもりクラブ主宰。
http://noguchiizumi.com http://koomori.club
予約・問い合わせ
042-573-8680 (平日2時半〜3時半)
creche.s2011@gmail.com
クレーシュすみれのFBページからもご予約頂けます。
この公演の収益の一部は子どもの園クレーシュすみれの運営費にあてられます。
主催 子どもの園クレーシュすみれ
子どもに贈りたいメルヘンオイリュトミー
やまなしもぎ
2019年11月1日(金)くにたち市民芸術小ホール 地下スタジオ
15:30 開演
入場料
・大人前売り 1,300円 当日 1,500円
・親子ペア券 前売り当日共に 1,500円
・子ども(小学生以上)前売り当日共に700円
構成・演出 野口泉
オイリュトミー
こうもりクラブ(三上周子 清水靖恵 野口泉)
定方まこと
語り
井上美知子
ライアー演奏
伊佐晴美
予約・問い合わせ
042-573-8680 (平日2時半〜3時半)
creche.s2011@gmail.com
クレーシュすみれのFBページからもご予約頂けます。
この公演の収益の一部は子どもの園クレーシュすみれの運営費にあてられます。
主催 子どもの園クレーシュすみれ
5G時代を生きる子どあもたちへ贈る、イマジネーションが濃密に息づく世界。そんな舞台を届けたいと思います。子どもたちはもちろん大人だけでも是非おいで下さい。お待ちしております。
野口泉
「こうもりクラブ」とは
2017年にオイリュトミスト野口泉により発足した芸術活動の為のクラブです。
メンバーはオイリュトミスト・舞踏家の三上周子、オイリュトミストの清水靖恵。
「こうもりクラブ」の成り立ち
冬眠中のこうもりの体温は周囲の温度まで下がり、呼吸数や脈拍数は普段の二十分の一まで減ってしまいます。
極限まで生態活動を抑えたこうもりは、秋にたくわえたエネルギーを丁度よく使いきれる温度の寝床を選ばなければなりません。
寝床が暖かすぎれば必要以上のエネルギーを消費してしまい、眠りながらやせ細って餓死してしまいます。
逆に必要以上に寒いところで眠ると、こうもりはたびたび目をさまして、エネルギーを多く使ってしまい、やはり春まで生き延びることができません。
冬眠中に死んだこうもりは、足の爪で天井にぶら下がったまま体がくさるまでそのままの姿でいるということです。
文字どおり命がけで眠るこうもりの姿は、生命が周囲の環境とともにあるということを象徴しています。
そしてその姿は、そのまま私たちと重なります。
周囲の人々や環境と手を携えてこの時代を生き抜くこと。それが「こうもりクラブ」活動の基本理念となっています。http://koomori.club
出演者プロフィール
三上周子|Chikako Mikami
舞踏家・オイリュトミスト
北千住生まれ。生物学を専攻し普段は新薬の研究開発に勤しむ。2001年、舞踏と出会い元藤燁子に師事。江戸マンダラ(2003)をはじめアスベスト館の作品に出演。2006年より笠井叡に師事。舞踏学校、エフェソスオイリュトミー集中コース及びフォルトコースを修了。「ハヤサスラヒメ」(2014メキシコ版)、「おしごとは呼吸すること」(2017こうもりクラブ)、「高丘親王航海記」(2019)、「いのちの海の声が聴こえる」(2019)に出演。
メルヘンオイリュトミーへの取り組みは今回が初めて。
ブログ→http://mikamichikako.com
清水 靖恵|Yasue Shimizu
1967年 熊本生まれ。オイリュトミスト
2011年より笠井 叡に師事、天使館4期エフェソスオイリュトミー、フォルトコースを修了。
2017年 こうもりクラブ「おしごとは呼吸すること」クラウドファンディングによる公演に出演。
2012、2014年「ハヤサスラヒメ」
2018年4期生による「コズトの会」公演に出演。
2019年 「神々の残照」(いのちの海の声が聴こえる)オイリュトミー群舞出演。
老人介護施設に勤務しながら舞台活動をつづける。
やすえどんのブログ→
https://yasueshimizu.wordpress.com
野口泉|Izumi NOGUCHI
武蔵野美術大学映像学科卒。笠井叡に師事。オイリュトミーシューレ天使館第三期及び舞台活動専門クラスを経て、国内外の舞台に出演。シュタイナー農法研究会(「種まきカレンダーを読み解く」2014 山梨・東京)、中皮腫の周知を目的としたクラウドファンディングによるオイリュトミー公演「おしごとは呼吸すること」(2017)など、独自の視点から企画・公演を精力的に行う。オイリュトミーという踊りを通して「行為すること」の根源を探求している。こうもりクラブ主宰。
http://noguchiizumi.com
定方まこと|Makoto Sadakata
1996年より笠井叡に師事。2002年オイリュトミーシューレ天使館第二期修了。AkiraKasai company、ペルセパッサオイリュトミー団等において、国内外の多数の公演に出演。2010年鯨井謙太郒とCORVUS結成。舞台公演やワークショップ、美術大学講師など多方面で活動。2015年より自主企画「名曲オイリュトミー」「オイリュトミーとピアノの会」を開催。三児の父。
少し収入があったので生活の細々したものを買い、増田書店で新刊書籍をチェック。手榴弾を投げ込まれたり、マンソンファミリーが襲ってくることのない日常が幸せだ。
ダンスブリッジ2019
声と、踊りと。音読劇場
こちらの公演の稽古を今やってます。
共演のnoemanoesisアンサンブルの歌に毎回圧倒されてます。毎回鳥肌立ってます。
私にとっては義理の祖父にあたる鯨井巖の手記を手掛かりに沖縄の名護市、八重岳に行き、また当時のことを扱ったドキュメンタリーなどを見て、個人の視点から見た戦争体験は無限であり、計り知れないものがあると感じる。
自分の経験したことのあまりの凄惨さにどれだけの人が何も語らず、記憶を秘めたままに亡くなったのか。また今もその記憶を抱いて生きているのか。
戦後74年経っても、経験を語る人は当時のそのままの時間にいる。受け入れがたい体験のために時間がそこで止まっている。肉体だけが老いていく。
22日日曜日の13時の回はトークもあるそうです。
公演日時
2019年
9月21日(土)19:00
9月22日(日)13:00/17:00
料金:前売一般3,300円 前売学生2,500円 前売こども1,500円 4回券10,000円 当日+500円
『アーカーシャのうた』
~鯨井巖「一学徒兵の北部沖縄戦回想録」 ~
構成・振付・出演:鯨井謙太郎
オイリュトミー:野口泉
語り:定方まこと
三線:鯨井絵里加
合唱:Noema Noesis ensemble
音楽監督:堅田優衣
松本大樹さん作品と二本立てになってます。是非おいでください!
5月25日、国立劇場5月特別企画公演 「神々の残照」が終わりました。
コンテンポラリーダンス「マーラー作曲〈交響曲第五番〉と群読による古事記祝典舞踊『いのちの海の声が聴こえる』」
こちらの演目にペルセパッサ・オイリュトミー団の一員として出演させていただきました。
オイリュトミーは、マーラー作曲「交響曲第五番 第一、二、四楽章」を19人で踊るというものでした。約40分の長丁場です。
稽古期間は約半年間。私は一月の「高丘親王航海記」公演後に稽古に参加したので、ほぼ五ヶ月間の稽古を経ての本番でした。
作品を立ち上げる
まず、まったく白紙の状態から、各楽章の担当作成者がフォルムを立ち上げます。「フォルム」とは、オイリュトミーの足運びの地図のようなものです。
それを見ながら曲に合わせて動いて行きます。動いてみながらフォルムに修正を加えるなど調整しつつ何度も練習します。
この、行きつ戻りつの繰り返しのなかで、自然と長い曲、難解な曲もからだに入ってきます。
その後の段階で、音程、旋律、和音など、上半身で表現する動きを決めていきます。ここでも足の動きとのバランスを見ながら、さらに調整を加えながら練習を繰り返します。
19人の大群舞
今回はオイリュトミスト総勢19名。同じ音を聴いても感じかたは人それぞれ。メソッドを共有しているオイリュトミスト同志でも、各々の感性によってまったく違う表現になります。
もちろんソロ作品の場合はそれぞれの個性を深めていけば良いと思いますが、群舞ではそうも行きません。
群舞としての表現を高めていくには動きを揃えていく練習も重要になってきます。
その時に、「自分の感じ方」のみが正しいと思っているとなかなか上手くいきません。感じ方に正しいも何もないので当然なのですが、自分の性格上、そう思ってしまうことがしばしばあります。
群舞の稽古で大切なのは、自分の感性に安住せず、他者の動きをよく見て受け入れること。そうすることで、結果的に集団の力を引きだし、新たな自分との出会いにも繋がっていきます。
他者への尊敬と信頼を持って動くこと。今回の稽古期間ではそれを学ばせていただきました。
ご来場下さいました皆様、誠にありがとうございました。
そういえば、、、
酒井はなさんがオイリュトミーの動きを気に入ってくださったのか、たくさん二度とオクターヴ(八度)のインターヴァルを真似してくれたのが嬉しかった!というか超絶的に美しかったです。
7年間にわたり頑張ってくれた我が家のパソコンが壊れました。
修理に出すか、新しいパソコンを購入するまでサイトの更新が滞りますが、なにとぞ宜しくお願い致します。
現在、5月25日の国立劇場での「神々の残照」という公演の稽古に励んでおります。
オイリュトミーワークショップは、現在、ご要望あった時にその都度対応しております。
次回開催日は6/16(日) 10時〜12時
初回受講費 5,000円、二回目以降は2,000円となります。
受講希望の方、ご質問、お問い合わせは、上記メニューバー内contactページのお問い合わせフォームからどうぞ。
一番初めのシーンで緊迫感がすごい。なんとも言えない、悲しい、荒廃した、しかし神々しい風景が一気にこの映画にのめり込ませる。また前半の子供が隠れる中途半端な廃墟の部屋のリアリティもすごい。
監督のバリー・ジェンキンスと原作のタレル・アルヴィン・マクレイニーが幼少時代を過ごしたマイアミの貧困地区リバティースクエアで撮影されている。
光と緑溢れるマイアミを舞台に、居場所を求める孤独な少年の成長を描く『ムーンライト』の世界│NYタイムズ動画+記事
作られた空間ではないリアリティ、空気が濃いのに通り感、抜け感があり、誰かの大事なプライベートな空間であることが伝わって来る。
主人公の成長に合わせて3部構成となっていう今作だが、最初の幼児期が最もリアリズムに支配された心に刺さりまくる描写が多く、成長につれてファンタジーの度合いが強烈に濃くなる。後半の展開についていけない人はついていけないかもしれない。
しかしこの映画にはこの構成が最高に生きている。なぜなら前半の子供時代があまりにもつらいからだ。
ロケーションの素晴らしさとこの構成の妙が故に大好きな映画だ。一生に一度見れば何かが変わる映画。しょっちゅう見れるものではない。一人の夜に号泣できる環境を作ってから見てほしい!!
・なんども言うけどロケーションがすごい
・リアリティとファンタジーの綴れ織りのセンスがすごい
・美味しそうなものが出てきます。
・色へのこだわりがすごい 詳しくは→ 町山智浩 映画『ムーンライト』を語る
監督:バリー・ジェンキンス 脚本:バリー・ジェンキンス 原作/原案:タレル・アルヴィン・マクレイニー 2016年アメリカ映画 出演:トレヴァンテ・ローズ アンドレ・ホランド ジャネール・モネイ アシュトン・サンダーズ ナオミ・ハリス マハーシャラ・アリ 他
年が明けてから京都で一週間、そして世田谷での数日間、夢の世界の住人でした。
舞台袖から出番を待つダンサーと、装置の移動や各種合図を送るスタッフの皆さんがそれぞれの定位置でスタンバイしているのが見え、
全てがとどこおりなく進行し、舞台に関わっている全員が自分の仕事を全うしている光景がとても美しかった。
公演本番はもちろんですが、ご一緒させていただいたダンサーの皆さんが、踊りへどう向き合って来られたかが、リハーサルや劇場入りしてからの過ごし方のはしばしから伺えて感動しました。とても得難い経験をさせいていただき感謝です。
世田谷パブリックシアターに向かう途中、何気なく考えごとをしていました。記憶と存在についてです。
例えば亡くなった人の思い出が薄れていくことを寂しいと感じたり、自分を薄情だと思ったりする感情があります。
ですが、もしかしたら「思い出が薄れていく」という視点は単なる言い方の問題であり、実は故人が個であることをやめて、太陽の光や、水や空気などの、いわば記憶という人間特有の時間軸から解放された存在となることだと捉えることもできる。
そこにあることが普通すぎて、別段気にもかけないようなものにこそ自分は絶対的に恩恵を受けているのだと思います。
時間から解放された死者たちの記憶によって成り立っている、この世界の不可視な部分。今回オイリュトミーでは水、風、火をモチーフにしたシーンがありましたが、そんなことも考えながら努めさせていだきました。
ご来場下さいました皆様、誠にありがとうございました。
バティックさんとの楽屋が楽しかった…!
2019年あけましておめでとうございます。
年末はありがたく、晦日までお稽古させいただき、年始は数日間おやすみでしたので映画を数本見ることができました。その中から面白かったゾンビ映画を数本ご紹介。
この映画のゾンビ初出シーンがなんだかものすごく良く、なんというかワクワクし、暴力的であり、そこはなとなく魅力的でした。
初めて「もっとゾンビを!ゾンビのシーンをください!」という気持ちになり、見終わった後もゾンビのことしか考えられないほど、この映画の最初のゾンビの出し方は秀逸であり興奮させられました。
気になった方はぜひご覧ください。
リチャード・マシスンのSF小説『地球最後の男』が原作である。
犬が重要な役回りで出てくる。
監督 フランシス・ローレンス 2007年アメリカ映画 出演:ウィル・スミス他
早く次のゾンビ映画を!ということで
言わずと知れたジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』(原題”Dawn of the Dead” 1978年)のリメイク版。
ゾンビといえばショッピングモール、ショッピングモールといえばゾンビというくらいジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』は有名ですよね。
主人公たちが逃げ込んだショッピングモールに集まってくるゾンビの群れ。1978年当時は第二次オイルショックが予想される中で、生活必需品を求めて人々が右往左往する姿をゾンビに重ねたのかもしれません。
しかし現在、ショッピングモールの屋上から地上を埋め尽くすゾンビの群れを見ると、東日本大震災の津波の情景を思い出してしまいます。自分の命が危ぶまれる状況が押し寄せてくるという意味ではゾンビも自然災害も同じです。
作品では主人公たちは港まで逃げて船で新しい地を求めて出航しますが、果たしてどこへ辿り着くのでしょうか。
主人公の女の人が精神的にものすごく強いタイプなところに救いがある。
犬が重要な役回りで出てくる。
朝起きると平穏な日常が一変しておりその理由は一切説明されない形式。
監督 ザック・スナイダー 2004年アメリカ映画 出演:サラ・ポーリー ヴィング・レイムス他
こちらはちょっと上記二作のゾンビ映画とは違ってサスペンス色が強いので、ゾンビのビジュアルが苦手な人でも楽しめる作品となっています。
とにかく普通のゾンビ映画と違って規模が大きく、地球規模でゾンビ状態の人々が多発する。「マトリックス」と「進撃の巨人」の主人公が「ミッション・インポッシブル」のトム・クルーズのような超娯楽大作です。自然破壊や資本主義経済への批判を匂わせる描写もありながらコマーシャリスティックなご都合主義感も存分に盛り込まれており、きっといろいろ予定外のことが起こって撮影大変だったんだろうな、と思いつつ、見ているとあっという間に2時間経っています。
続編が今年6月に撮影開始される予定がある。
監督 マーク・フォースター 2006年アメリカ映画 出演:ブラッド・ピット他
年をかさねて以前よりもオイリュトミーの稽古ををする時間が特別なものになっている。まず踊ることができるということが幸せ。さらに一人でなく他の人と一緒に稽古するという経験がとても貴重。自分を保ちながら他人を尊重できるような稽古ができれば良いが、なかなか難しい。でもあせらず時間をかければうまくいく。
『高丘親王航海記』公演 チケット情報
<東京公演>
日程
2019年
1月24日(木) 19:30開演
1月25日(金)19:30開演
1月26日(土)15:00開演
1月27日(日)15:00開演
※開場は開演の30分前
会場
世田谷パブリックシアター
(東急田園都市線 三軒茶屋駅前 キャロットタワー内3階)
<京都公演(世界初演)> 無事に終了いたしました。
日程
2019年
1月11日(金) 19:00開演
1月12日(土) 15:00開演
※開場は開演の30分前
一般 4,000円 ユース(25歳以下) 3,000円
開場
ロームシアター京都 サウスホール
エリート小学校の子どもたちに担任教師(本当は売れないバンドマン)がロックの真髄を伝授する。ネガティブになっているときこの先生の授業を思い出すと元気になれる!リチャード・リンクレイター監督作。
とにかく熱いロック好きの主人公はジャック・ブラック先生。友人役のマイク・ホワイト(この映画の脚本家)との人生の対比が、楽しく時にほろりとさせる。
華やかなライブステージのみならず、照明、装置、アーティストマネージメントなどの興行の全てを生徒たちに伝授。それが包括的な実践教育となっている。
実利主義に陥りがちな昨今の学校教育を勇ましく批判しつつ表向きはとにかく楽しい娯楽作。
・はちゃめちゃな主人公にはモデルとなった人物がいる▶️ ロック馬鹿の音楽塾講師、開校から約10年でトンでもないことになっていた
・バンドメンバー役の子供たちの音楽指導はジム・オルークがつとめた!その光景も見てみたい。
・作品内のロック史の授業で出てくるロックバンド相関図はリンクレイター監督自身が書いたものだそうです!! ▶️ スト-リ-オブロック(スクールオブロックの黒板)
・映画を見た後にこちらも見ると「おお〜!!」となります。▶️ 映画「スクール・オブ・ロック」のキャストが10年ぶりに集結!
監督 リチャート・リンクレイター 2003年アメリカ映画 出演:ジャック・ブラック マイク・ホワイト サラ・シルバーマン 他
2001年11月18日にSuicaのサービスは開始されました。今からすると信じられない光景ですが、まだ小さな駅では入り口で切符を切ってくれる駅員さんがいました。冬など寒い時期には駅員さんの吐く息も白く「いってらっしゃい。」「おかえりなさい。」と声をかけてくれることも珍しくありませんでした。
導入後しばらくはSuicaを使い始める人と切符を使う人が混合していました。
私も行動履歴が残ることに違和感を感じてSuicaをしばらく使いませんでしたが、そ2010年頃にはSuicaを利用していないと不便なことも多くなりSuica使用がだんだん増えていきました。2018年現在、Suica利用は私の中でも完全に定着し、電子マネーとして利用することも多くなりました。
さて、iPhoneはというと初代機種の発売が2007年6月29日。2011年以降の数年間で日本人のスマートフォンの保有率は60%ほどまで上昇。20~30代では90%以上の保有率となっています。
これは毎日の通勤での光景で納得ですね。
2008年頃はiPhoneが『2001年宇宙の旅』のモノリスに見えたものでした。たった10年ほどの間でここまで多くの人が使いこなしているのは本当に驚きです。
携帯電話以外のwi-fiなどの契約も含めると日本の人口比で181%の契約率。一人がほぼ一台以上のモバイル機器を契約していることになります。
携帯電話の移動データの蓄積から興味深い分析も出ています。
携帯電話の電波を追って、最も滞在時間が長い場所を自宅、次に長い場所を職場として出された統計だということです。このデータを見て、私自身、機器に不具合が起こった時以外は携帯電話の電源を切ることは稀であることに気付かされました。ちょっとした動作なのですが、就寝時さえ電波を切ることは億劫になってしまっています。
このような解析が可能になったのも17年のデータの収集実績の成果なのでしょう。すごい時代になりました。
ついこの間、トヨタとソフトバンクが新しい移動手段に関するサービスで業務提携することがニュースになりました。
自動運転には実際に人を乗せて車道を走る車に関する技術と、膨大なデータ処理技術の両方が必要ということですね。正確に自分の位置情報を把握しておくことが安全な自動走行に必要不可欠です。
マイクロチップの人体埋め込みも新しいサービスとして注目されています。現在はデジタル決済などが主だった機能ですが、近い将来自分の体調を平均的に保つ医療機能が付加されるかもしれません。
免疫系を監視し、病気になりにくい身体が実現。健康監視チェッカー商品を比較的安価な値段で自分の体にインストールし、飛躍的に寿命が伸び医療費は低くなる。しかし、本来の自分の「対処力」、元々持っている消化力だとか、抗菌作用だとかは自ずと退化していかざるを得ないでしょう。
また、AIの台頭により人間の仕事が減り健康で長生きできるとしたら、今、会社に行っている時間を何に使うでしょうか。
様々な面で、義務でなく自由意志で行動していくことが増えそうです。
199年のロサンゼルス暴動を調べている時にNetflixにあったので見てみました。
タイトルからしてロサンゼルス暴動を描いたものかと思ったが全く違った内容。
親の脛かじりのイケメン青年が恋愛や友情などのいろいろな問題を乗り越えながら自立していくという青春ドラマ。その中でも多少ギャングの抗争が描かれるが、どちだかというとファンタジックな成長譚として楽しめた。
主人公の彼女の元彼役(刑務所帰り)でスヌープ・ドッグが出演している。
ロドニー・キング事件を発端に1992年にロサンゼルスで起こった暴動のドキュメンタリー。
1992年当時、ロサンゼルスで夜間外出禁止令が出ているというニュースを見た覚えがありますが、実際こんな大規模な暴動が起こっていたとは全く知らなかった。
20年以上経ってファッションショーの映像に使われていた音楽からこの動画にたどり着けてよかった。
以下の二つのブログがとても興味深く参考になった。
当時のサウスセントラル地区について詳しいブログ
1994年にロサンゼルスに永住しようとした若者の記録
自分もこの時期にアメリカに渡っていたら…と想像しながら一気に読んでしまった。
縁あって30年来訪れ続けている南伊豆の海。
いろんな水の形象に自分を添わせて
その感覚を持ち帰ってくる
光と海
SNSであまりにも話題になっていた今作。普段から発言をチェックしているコアな映画ファンのアカウントも、こぞって絶賛のツイートをしていました。これはぜひ見に行かなければ!さっそく映画館へ。
今回、口コミ情報から間違いなくおもしろい作品であることは確信していたのですが、若干の憂慮がありました。というのは…
1.「血糊」がすごそうな映画であること。「あまりにもグロテスクだったらどうしよう?」
2.「映画の撮影」がキーポイントになっている映画であるということ。「入れ子構造が複雑過ぎてわかりにくかったらどうしよう?」
3.「ゾンビ」が関わっていること。「B級過ぎる通好みの映画だったらどうしよう?」
私は母を誘って見に行ったのでそんなことが心配だったのですが、すべてまったくの杞憂に終わりました!むしろ見終わった後は、母が率先して「カメラを止めるな!」を特集している映画雑誌はないかと探していました。
分かりやすすぎてつまらないかと思われるところに驚きの仕掛けが、複雑すぎるかと思われるところはセンス良く簡潔に演出され、全てが想像以上、良い意味で裏切られ続ける快感に拍手喝采を送るしかない傑作でした。
すでに見た方はご存知のように(見てない方はこの先ネタばれがあります…)、
この映画にはあっと驚く仕掛けがありますよね。映画の構造自体が近視眼的な第一段階目の視点から、三段階の引きの視点に展開していくのと同様、登場人物の描写もどんどん深く展開してくる。
まず、前半ゾンビ映画の主役男女においては、恐ろしい監督に執拗に責められる、か弱くも真摯に役作りに励む女優と、それをサポートするように見えながらも実は女優に言い寄る少々頼りない男優、というステレオタイプな関係性が描かれます。
その構図がはっきりと示される劇中劇中盤。女性はより原初生命的な素の存在として、男性はより儚い夢のような存在としてそれぞれが一定のキャラクターを確立。
さらに後半になると前半の関係性が反転し、女優のしたたかさ、男優の朴訥さ(少々ずれてはいる)の表現へと鮮やかに置き変わる。というように、一つの作品の中で、同じ俳優が複数の角度から切り取られ、同一存在の中の別人格が次々に浮き上がってくるという変幻のおもしろさがある。
後半のドラマ部分が始まると登場人物に一気に親近感が増してくる。特に主人公の監督役の俳優(濱津隆之)を応援せずにはいられない。そして撮影クルーとしてそれまでカメラのこちら側に隠れていた裏方的な人物が次々と主役のように輝く瞬間が用意されており、その輝き方がまた感動的なのである。
特に印象深かったのは撮影の進行役を務める撮影マネージャー的な役割の女性(演じるのは吉田美紀)。自分はモニターの前にいて直接撮影に加わらないが、撮影スタッフ全員の行動を把握していて、進行通りに進んでいないところに指示を出し、ノーカット撮影が滞りなく運ぶように監督しているという役所だ。最も大きな危機を乗り越えた場面の、この女優さんの押さえた演技が、緊迫した状況の中での深い安堵を感じさせ、むしろより熱い、感動的なシーンとなっており、私の好きなところでもある。
撮影をなんとしても続行させなけれなならないという事情ゆえに、周囲に死屍累々たる光景が築かれつつも聖火のように担われていくカメラ。そしてカメラの通り道をつなぎ続けるスタッフたち。彼ら全員の意思が奔流となり、いつしか見ている観客も轟々と逆巻く流れに巻き込まれた撮影クルーの一員であるかのように神聖な気持ちになって成功を祈らずにいられない。さらにその神的感動はブラックスプロイテーション映画のサントラ曲のようなファンクサウンドに彩られた第一級のドタバタコメディとしても成立しているという痛快さなのである。どんな年代の方でも楽しめる所以です。
今作は必ず今後も多くの映画館で長期上映されるでしょうし、映画史にも残る作品ではないかと思います。ぜひまだ見ていない方は映画館に足を運ばれるよう強くおすすめいたします!
どんなにおもしろい映画でも一般1,800円は高いなと思ってしまいます。今回はイオンシネマでの鑑賞でしたので、「みんなの優待」利用で400円引きで見ることができました。このサービスに限らず、今はどこ系列の映画館で見るかで探せば何かしらの割引があるようです。また月曜や水曜にサービスデイを設けている映画館も多いのでうまく利用していきたいですね。