春に思うこと


あらゆる事象と対話が必要だ
言葉を持ってしても しなくても
狂人の独白を聞きとるように 桜の散るを聴き
宇宙の呼吸が四季であり
肺から押し出される言葉の一つ一つが 実りの果実であり
花弁の一つ一つさえ 意思があっての落下を落ちている
姿は変われども語られた言葉は決して消えず
流転する呼吸の中に時を超えて蘇る
それらに耳を塞ぐ鳥はいないのだから
こちらがただ耳をひらくことが必要なのだろう