アドヴェントガーデン 時の流れを感じたく…


12月25日から逆算して4週目の日曜日から、クリスマスまでの4週間。4本の蝋燭を準備して毎週一本づつ灯す。

冬至へと向かう、一年のうちで最も闇が濃い時期に行うリバースの儀式。それがアドヴェント(待降節)ガーデンです。闇を光に転換するわけです。

私の勤めているシュタイナー系の幼稚園でも毎年行われます。

もみの木の枝で作った渦巻き状の道を子供達がりんごろうそくを持って厳かに進み、渦の中央にある親ろうそくから光を分けて暗い道に灯していきます。

渦巻きを行って戻るという行為に象徴された死と再生の時間。

先生たちは蜜蝋のろうそくを作り、りんごを磨き、もみの木をどこからか切り出してきます。

大変な苦労だと思いますが、そうして行事が行われていくプロセスが、今は失われつつあり、それ自体が貴重な体験だなーと思います。

にわの様子
鉱物、植物、動物(ろうそくの蜜蝋)のそれぞれを飾る