火山のめぐみ~浄蓮の滝

天城越え、浄蓮の滝コースで南伊豆へ。

滝の右側に柱状節理とが見える。柱状節理とはマグマや溶岩が冷え固まる時に体積が縮むためにできるもの。

伊豆半島は二つの海洋プレートの接点にあるため、1000万年前から海底火山の活動により姿を変えてきた。

たび重なる海底火山の噴火により約100万年前には徐々に陸地が形成される。

その後、火山は主に陸上で噴火するようになり、さらに陸地が厚みを増す。その流れの中で、約1万7000年前に天城山、鉢窪山等ができた。

浄蓮の滝は、この1万7000年前の溶岩流によってできた平地の端を流れ落ちている。

そして今、私たちがその景観を享受していると考えると壮大な地球のめぐみを感じる。

水の化身 わさび

噴火のエネルギーが時を経て静かな沢になる。溶岩の小さな穴が自然の触媒となるため豊富な地下水が湧き起こる。それを利用してわさびが栽培されている。

わさび田 小道を挟んだ流れでは釣竿の貸し出しがあり、魚釣りができます。
ベストスポットからの眺め
パロディTシャツとタモリさん