長谷川等伯『松林図屏風』


素晴らしい絵画は絵でありながら絵を超えている。見る人に没時空体験をもたらす。作品の前に立つだけで、顕在意識と無意識があいまいなところへワープするというか、自分の記憶と誰かの記憶が混ざってあれ???地面ちゃんとあるよね?となる。そんな作品に出会ったら悪あがきせずただその瞬間に身をゆだねればいい。どんな場所にも無限の宇宙がころがっていて、それを開くのが芸術作品。悪意なき落とし穴がそこかしこに。ダンスも映画も、あらゆる作品はそういう意味で多次元空間に開かれたスポットというか、生き物。
1月14日、長谷川等伯『松林図屏風』を見て