1歩ずつ

オイリュトミー「蝶たちのコロナ」3ヶ国語バージョン、大盛況のうち終えることができました。いらして下さった皆さま本当にありがとうございました。

7月のローマ公演後、8月から始まった3ヶ国語の作品作り、個人的に今回はとても充実した稽古を重ねられたという実感がありました。

ローマから来たalessandraがずっと稽古に付き合い、視線を送ってくれていたからかもしれません。

集まってなぜかずっと税金の話だけしていた日もあったりしたけど。それも含めて良い稽古期間を過ごせたと思います。共演者のみなさんには今回も本当にお世話になりました。

来年の「日本国憲法を踊る」でまた再会できるのが楽しみです。

ローマから来たアレッサンドラとは帰り道が同じだったので、よく話しながら帰りました。オイリュトミーは難しいね、でもstep by step で稽古して行くしかないよね、たとえテロがあってもね、と、昨晩は打ち上げからの帰り道でした。

稽古の邪魔にならないように気をつけて見学していた、という彼女の”存在”は自分の中で大きかったことを実感した夜でした。

そして舞台を見つめて下さる方々の視線もまた。。。

さてさて、今日からは12月の「雪月花」の稽古です。今度はソロ作品、群舞と違って孤独な道のりですがstep by stepで参りたいと思います。

雨ですが、みなさまも良い夜を!

投稿者: izumi noguchi

野口泉 オイリュトミスト 武蔵野美術大学映像学科卒。 2002年より舞踏家笠井叡に師事、オイリュトミーを学ぶ。オイリュトミーシューレ天使館第三期及び舞台活動専門クラスを経て、愛知万博「UZUME」(2005)「高橋悠治演奏「フーガの技法とオイリュトミー」(2008、2010)、「ハヤサスラヒメ」(2012)、「蝶たちのコロナ」(2013、2014)、「毒と劔」(2015) など様々な公演に出演。放射能からいのちを守る山梨ネットワークいのち・むすびばとの共同公演「アシタノクニ」や、仙台・月のピトゥリとの人形劇(正確には”にんぎゃうじゃうるり”)「きつねおくさまの!ごけっこん」(2014)、シュタイナー農法研究会(「種まきカレンダーを読み解く」2014)などを開催。近年はシュタイナー系の幼稚園で幼児教育に関わる。また各地でオイリュトミーワークショップを行う。オイリュトミーに関わるイベントを企画する「レムニスカート」を主宰。

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