LOHACOで通販、というのをしてみた、夏

今期の猛暑

今年の夏は本当に暑かった一夏を生き抜いたという感がある。
部屋を締め切ってエアコンを19度に設定しても涼しさを感じられない夏というのは始めてだったのではないだろうか。普段は常温で飲む水も冷蔵庫へ。とにかくからだの熱を下げないと命の危険を感じるほどだ。

ネット通販を初めて利用

そんな状況なので水も頻繁に買い足す必要がある。そこで初めて生活用品インターネット通販を検討。

LOHACOだと1,900円以上の注文で送料無料になる。

さっそく水2ℓを5本豆乳6本液体洗剤などの生活必需品をまとめて購入してみた。Tポイントに対応している。決済はカード。パソコン上で商品を選びカード情報を入力するだけで部屋にいながら重い荷物を受け取れるという便利なサービスである。

注文後、早ければ翌日届く。だが仕事の関係で日中受け取れる日を設定して数日後に受け取り日を設定。

荷物が届く

 

大きめのダンボール箱が届いた。すぐに中を確認すると注文の品がコンパクトにまとまっている。この暑い中、重い水のストックがあるというのはとても心強い。しかも価格も近所の店舗で購入するより安価な商品も多くある。これは利用しない手はない。

ただ一つ気がかりなことがある。配達してくれる人のである。

 

ネットショッピング利用世帯は年々増加

うちはエレベーターなしの3階。

荷物の重量は、中身がほぼ液体なので換算16〜18キロくらい。それを人の手で運んでもらうことになる。

配達員さんはかなりの負担であることは間違いない。実際、笑顔で対応してくれるが重さが堪えている様子も否めない。

総務省統計局によれば2018年6月のネットショッピング世帯割合前年比4.8%増39,o%とのことである。電子マネーの普及やそれに付随するポイントサービスの多様化に伴ってさらにこの割合は増えていくと思われる。

そのうちドローンマンションの高層階に荷物を配達する姿が当然のように見られるかもしれない。

 

全ての人に都合の良いサービスとは

しかしそれまでは「それが仕事なのだ」と割り切って重いモノをどんどん頼むか、重さに配慮した注文をするか頭を悩ませなければならなそうだ。

いったいどちらの態度を取るのか? などと考えていると、買い物をすること自体がストレスになりかねない。またそんなことを考えるくらいなら毎日こまめに買い物をするほうがいいというナイーブな選択も可能だ。

いずれにしろ、買い物へのアティチュードという問題と向き合いつつ、その都度状況を判断して利用していくしかないと思っている。

なかなか全ての人が満たされるということは難しいものである。

ダラス・バイヤーズクラブ

見逃していた傑作

『ダラス・バイヤーズクラブ』を観ました。

ツイッターを何となく見ていたらこの映画をおすすめしている人がいて、ピンと来たので早速見てみました。そうでもなければ絶対に見逃していた映画だったのでありがたい。これを見逃していたなんて、、、とヒヤリとしました。ツイッター本当にありがたいです。

タイトルこそ聞き知ってはいましたが、2014年、この映画を見ないで私は何をやっていたのだろう? というほどの衝撃でした。

20キロの減量?!

主演は「インター・ステラー」マシュー・マコノヒー。映画が始まってしばらくしてから「もしかして…マコノヒー?」というくらい誰かわかりませんでした

役者というのは本当にすごい職業ですね

私は名前しか知らなかったのですが、この映画で重要な役どころを演じているジャレット・レトという俳優さんも、同じく役作りのために激しい減量と増量を繰り返し体に不調が出るほどだという事です。見た目は華やかな俳優業ですが大変そうです。

「ダラス」「カウボーイハット」「バイヤー」と来れば思い浮かぶのはウォーレン・オーツの「コックファイター」です。

しかし「ダラス・バイヤーズクラブ」では「コックファイター」のような楽天的な雰囲気はあまりなく(いやかなりあるといも言える)、話は思いがけない方向に展開。

「してやられた!」感というか、気軽に見始めたのに、気付いたら自分を試されるような場面に何度も立たされていてる。主人公に感情移入して見ざるを得ません。

主人公のロンが強者から最も弱い存在に、そしてさらに変化していく中で様々な人に出会います。脇役の人たちもみんな一クセあって目が離せない。そんななかで主人公を演じるマコノヒーの演技力がひときわ冴え渡ります。

こんな時自分はどうするのか。

考えてもわからないことだけれど、映画のなかでは主人公と同じ境遇を生きている。夢の中の自分も自分なら、映画の中の人間も自分だと思って体験するのが映画を観る醍醐味かと思います。

映画館で見ていたらしばらく立ち上がれないだろうと思います。そういう意味では家のパソコンで見てよかった。一人で見たので人目を気にせず号泣です。

内容を知らなければ知らないほど大きな体験になる、そんな映画ですね。ぜひ見ていない方は見てください。

魂をワシづかみにされました。

マコノヒーは肉体美らしく、出演作では必ず脱いで肉体を誇示するというのが有名。それを知るとまた今回の映画が意味深いものになってきます。

さらに2016年の「ゴールド/金塊の行方」では、また20キロの増量ということです。おそらく体調管理が完璧だからこそこんなこともできるのでしょう。自分の体を表現のための道具のように変化させるというのはとても興味深いです。

「コックファイター」との類似点

あとで「コックファイター」の予告編だけ見直したら、そっくりな画が出てくるので、監督は影響されてるのかなと思いました。

トランクをいくつも持って歩いている姿や、牛と鶏の違いはありますが、勝負の物語でもありますし。似た要素がいくつかあります。

気になった人はぜひ「コックファイター」も見てください。こっちもめちゃくちゃおもしろいです。

発見

マシュー・マコノヒーがどことなく窪塚洋介に見える

今回はnetflixで見ました。

『ダラス・バイヤーズクラブ』(Dallas Buyers Club)2013年アメリカ映画
監督 ジャン=マルク・ヴァレ 出演 マシュー・マコノヒー ジャレッド・レト ジェニファー・ガーナー 他

《阿吽山水 A HUM SAN SUI》特設ホームページ

鯨井謙太郒新作公演期間限定特設ホームページが公開されました!

《阿吽山水 A HUM SAN SUI》

シアター・バビロンの流れのほとりにて 

11月9日(金) 19:30
11月10日(土) 15:00/19:30
11月11日(日) 15:00 ★ ※開場は開演の30分前。

★の回はアフタートークあり。

こちらの公演は 〈東京バビロン的ダンスコレクション2018〉参加作品となっています。


映像撮影・編集|野本直輝 映像音楽|藤田陽介 
今年の6月始め、深夜から明け方にかけて、プロモーションビデオの撮影を行いました。深夜の誰もいない東京駅周辺でのゲリラ的な撮影でしたがとても良い経験でした。

撮影は翌朝の朝8時頃に終わりましたが、丸ノ内のサラリーマンが続々と出勤する中にまぎれこんだ白塗りの奥山ばらばさんがとても映えていました!

外国人観光客に写真を撮られたりする場面も。この日通りかかった方はラッキーだったのではないでしょうか。

公演情報

鯨井謙太 新作公演 《阿吽山水 A HUM SAN SUI》
構成・演出・振付・出演|鯨井謙太
振付・出演|奥山ばらば
音楽・出演|藤田陽介
空間美術|TOJU

堕ちていくようで、浮いている。
脱けていくようで、迎えている。
消えていくようで、生まれている。
闇になっていくようで、光っている。
異空の四者によって出現する「阿吽山水」の宇宙。

グーペ】デザインを4000パターン以上から選べるHP作成サービス

公演チケット現在発売中
トークのある11月11日(日) 15:00 の回が人気です。

<チケット料金> 
前売 3,000円
当日 3,500円
U25割引 2,500円


〈ご予約・お問合せ〉info@kujiraikentaro.com (コンペイトウ企画室)

ご予約お待ちしております。

〈会場アクセス〉
シアター・バビロンの流れのほとりにて
東京メトロ南北線「王子神谷駅」 徒歩12分 東京都北区豊島7-26-19 【Webサイト】http://www.tokyobabylon.org

主催:東京バビロン
共催:KENTARO KUJIRAI コンペイトウ

制作:コンペイトウ企画室

アウトロー

アウトロー

トム・クルーズ主演の2014年作、『アウトロー』を観たので感想を書きますね。

 

超人的なキャラクターを楽しむスター映画

今回観たのは、クリント・イーストウッドの「アウトロー」ではなく、トム・クルーズの方の「アウトロー」です。

 

主演がトム・クルーズということもあり主人公が超人的な能力の持ち主です。主人公が決して死ぬことがないので安心して見られるのが娯楽映画の良いところですよね。

 

トム・クルーズ主演作の娯楽大作といえば「ミッション・インポッシブル」シリーズが真っ先に思い浮かびますが、こちらの映画もあまりに出来過ぎな人物を違和感なく演じてくれています。

 

こだわりのロケーション

 

監督は「ユージュアル・サスペクツ」の脚本家であり「ミッション:インポッシブル/ ローグ・ネイション」の監督でもあるクリストファー・マッカリー

 

ローグ・ネイションミッション:インポッシブルシリーズの中で最も好きな作品なので期待が高まります。

 

なんていうこともない田舎街の風景がなぜか印象的。

 

「ユージュアル・サスペクツ」もそうですが、1950年代っぽいアメリカの建物が多く映るのがなんだかホッとして嬉しい。この監督の映画の中のそういった古き良き時代のアメリカ文化への愛着を感じます。

映画の中に映された街並みも変わっていきます。古い映画にはさらに古い建物が映っているので最近はそれを見るのも映画を見ることの楽しみの一つです。

監督自身のポートレイトを見てもこだわりを感じます。わざと大監督に見えるような作った表情で写っている(ように見える)、いたずら心に好感を持ってしまいます。

 

 

「ユージュアル・サスペクツ」を観たときも印象的だったのが、出てくる刑事さんの衣装1950年代風のシャツおしゃれなこと。スーツの立ち姿やサスペンダー使いがものすごく決まっています。そんなところもマッカリー監督作の見どころです。

現在公開中の「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」もマッカリー監督とトム・クルーズがタックを組んだ作品なので、ぜひ公開終了前に映画館に足を運ばなければ!

西部劇の面白さ

名優ロバート・デュバルが出てくるあたりから話がグッとおもしろくなり、引き込まれます。。後半の場面設定が妙に西部劇っぽいと思ったらマッカリー監督は西部劇ファンだそう。

 

ポイント

・「ゴーン・ガール」ロザムンド・パイクが清純派ヒロインを演じている。地味で世間知らずのお嬢様弁護士役で爽やかな魅力を発揮しています。この映画の2年後に「ゴーン・ガール」で大変身を遂げました。

・ ヴェルナー・ヘルツォークが気合の入った得体の知れない捕虜引揚者を怪演。

 

今回も【TSUTAYA online】で観ました。

 

アウトロー』(原題: Jack Reacher)2012年アメリカ映画 監督 クリストファー・マッカリー 出演 トム・クルーズ ラザムンド・パイク ヴェルナー・ヘルツォーク ロバート・デュバル 他

 

ジョン・ウィック

ジョン・ウィック

 

キアヌ・リーブス主演の2014年作、『ジョン・ウィック』を観たので感想を書きますね。

キアヌ・リーブス主演のアクション映画

公開時、あまりおもしろくなさそうな印象を勝手に持っていましたが全然そんなことありませんでした。

 

キアヌ・リーブスといえばマトリックスシリーズを未だに思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。マトリックスほどではないにしても動きのキレがやはりさすがです。

 

この作品もアクションに魅せる動きが多々盛り込まれていて面白い。また銃撃シーンも裏方スタッフは大変なのでは、という見所がたくさん。こだわりのアクションシーンの連続です。

 

 

話は一見単純な復讐ものですが、それだけに壮大なテーマ性が、かなり大袈裟なアクション描写になぜかマッチし、力技で感動させられました。

 

味わい深い悪役

2017年に亡くなってしまったスウェーデンの俳優ミカエル・ニクヴィストが悪い方の親分役を演じています。

 

 

 

『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』シリーズから『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』への出演で、これからもハリウッド映画で沢山姿を見られると思っていたので昨年の急逝は残念でした。

この役柄だと津川雅彦にそっくり。めない悪役です。二人とももう映画でしか見られない俳優さんなのが寂しいところです。

 

夢のようなホテルが出てくる

殺し屋専用の高級ホテル「コンチネンタル・ホテル」。幽霊屋敷のようなゴシック感あふれる建物はまるでファンタジー映画を見ているかのよう。

 

なぜか専用のコインでしか泊まれないなどの細かい設定が楽しい。

 

まとめ

『マトリックス』シリーズを彷彿とさせる身のこなしで『マトリックス』がまた見たくなる

『マトリックス リローデッド』のキー・メイカー役の俳優さんが出ている!

『マトリックス』などでスタントやコーディネーターを手がけたチャド・スタエルスキーの初監督作品である

『マトリックス』シリーズが好きな人は絶対楽しめる

 

【TSUTAYA online】で見ました

ジョン・ウィック』(原題: John Wick)2014年アメリカ映画 監督 チャド・スタエルスキー 出演 キアヌ・リーブス ミカエル・ニクヴィスト ウィレム・デフォー ジョン・レグイザモ 他

 

 

感覚に木枯らし

近所を歩いていると世代交代による景観の変化を感じる。

 

古くて大きな家がいつのまにかなくなって時間貸し駐車場になっている場合などである。

 

見慣れた光景がさりげなく、だが頻繁にアップデートされ、それに対して特に感傷に浸るひまもない。

 

「あ、そうなんだ…」と思うだけである。

 

何においても変化が激しく、およそ現実感というものが希薄である。

 

感覚を知覚している目や耳などの器官も街の風景同様、経年によって見えなくなったり聞こえなくなったりする。

 

確かなものは何一つないが、不確かなものも何一つない。

 

そんな感覚がしっくりくる昨今である。

 

 

ディスクユニオンへ

本日は持て余していたレコード等を売りに行ってみました。

ディスクユニオン立川店

久しぶりにレコード屋さんに入りました。なんだか昨今の時代に逆向するような昔ながらの光景が繰り広げられており心が安らぐ。

静かな熱気を溢れさせつつひたすら商品を選んでいる人しかいない店内。

この実体感が希薄になったデータ時代にレコードやCDなどのモノに真剣に向き合っている姿になにか感動を覚える。音楽が特別なものな人たち。

店員の貫禄

また店員さんも本当にキャラが濃く、そのまま映画に出ていてもおかしくないほど「レコード店の店員さん」だ。本当に音楽が好きで自分でもバンドをやったりしてるんだろうなと勝手に想像。

結果

査定結果ですが、「2,000円以上だったら手放そう」と持って行った20数点でしたが、「買取20%アップ中」ということもあり5,000円くらいになりました。ちなみにクリスチャン・マークレーの曲が入ってないレコードなどを売りました。

よかった!

久しぶりにレコード屋さんに行ってみて、やっぱり物の実在感は良いなと思う。私には何かをコレクションする余裕はないけれど、、、

ヘイル、シーザー!

ヘイル、シーザー!

知的な大人のコメディ

コーエン兄弟の2016年作、『ヘイル、シーザー!』を観たので感想を書きますね。

 

三枚目役

ジョージ・クルーニーって二枚目俳優と思っていたらこういう役もする人なんだ!ハリウッドゴシップで有名だからなんとなく偏見持っていましたが、以外と好感持てました。

他にはコーエン兄弟作品常連のフランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントンも出演シーンは少ないけれどコミカルな演技で魅せます。

好きな俳優と監督が増えると作品探しも楽しくなりますよね。

ハリウッドの赤狩り

「ハリウッドの赤狩りのことを知っていれば何倍も面白いんだろうな。」と鑑賞後に感じたので…

検索してみたらやはりそんな1950年代の赤狩りの雰囲気がこの映画に散りばめられているそうですよ。

ですが観ている間は意味ありげな奇妙な印象を受ける描写(へんな人がとにかくいっぱい出てくる)だけで、ほとんどオツな部分がわからなかったのが残念。時代背景を知っている人ほど面白さ倍増、そんなところもコーエン兄弟らしい作品です。

 

↓この記事がおもしろかったので映画を観た人は読んでみると良いかも!

町山智浩『ヘイル、シーザー!』『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』を語る

 

 

おすすめポイント

・劇中にいろいろな映画の撮影現場が出てきて華やか!

・どちらかというと趣味の良い知的な作品という感じで気楽に見られる。

・大人のコメディ

・後でじわじわくる系

 

 

ヘイル、シーザー!』(原題:Hail, Caesar!) 2016年 アメリカ映画 監督 コーエン兄弟 出演 ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、ティルダ・スウィントン、フランシス・マクドーマンド 他

 

netflixで観ました。

メソッド演技

メソッド演技

映画好きで大学は武蔵野美大の映像学科に進学しました。
美大に進学する前は役者志望で、高校卒業後、まず玉川大学の演劇専攻に進学しました。

俳優を目指したきっかけはオリバー・ストーン監督の『7月4日に生まれて』という映画です。

俳優の仕事

この映画が好きというよりも、主演のトム・クルーズ(公開時若干27歳)が退役軍人役にのめり込むあまり、眉毛や髪を抜いてまで挑んだということに激しく興味を覚えました。

ハンサムな若手俳優がそこまでのめり込む「魂の高揚」が俳優という仕事にはあるのだということに衝撃を覚えました。

それからはリー・ストラスバーグのメソッド演技の本を買って独自に演技の稽古を始めたのですが、この本がとても面白い!

(↑現在とても高い値段になってますので、興味のある方は図書館などで探してみてください。)

 

この本にはスタニスラフスキーシステムをハリウッドで教えていたリー・ストラスバーグのクラスの練習方法が克明に書いてあります。

マリリン・モンローやジェームズ・ディーンもこのクラスで演技の練習をしており、映画好きの人なら絶対面白い本です。

メソッド演技とは

メソッド演技の技法によると、役者はイマジネーション(いわゆる嘘)から本当に身体感覚を変化させなければならず、真夏の太陽の下にいる役どころであれば、冷房の効いたスタジオににても汗をだらだら流さなければいけないのです。

私もこの本を紐解きながら自分なりに練習していました。これをやると自律神経が整う感じがあり今でも役立っています。

最近なかなか映画館に足を運ぶ時間がとれません。

映画を見ないと次第に感覚がぼんやりしてきてしまうので、家でもなんとか3日に一本くらいは見たいです。

90分〜120分の映画が見れなくてもテレビドラマならもっと気軽に見られるかとFODプレミアムに入ってみました!

フジテレビ公式動画配信サービス【FODプレミアム】

最近のテレビドラマはうっかりしているとかなり面白かったりするので見逃しチェックしたいと思います。



『遊働する身体』第4号発売中!

『遊働する身体』第4号が発売となりました

昨年のオイリュトミー公演『おしごとは呼吸すること』のインタヴュー記事掲載の
「遊働する身体」第4号が発売されました。ご自身も気功を研究されている西田隆重さんが編集発行人となって出版している季刊誌です。

corvusのお二人、鯨井謙太郒さん・定方まことさんによる『時代 社会 身体』と題した17ページに渡るダイアローグも掲載。

内容
  • 特集1 ユング心理学と「易」、そして気功

    ユング心理学と「易」、そして気功 定方昭夫 (←定方まことさん父) 
    「変化の哲理」ー『易』 星野稔 
    「易」と気功 山部嘉彦
    『「易」心理学入門』を読んで 西田隆重
    「気功で元気に!」ー養生学講座と実技ー 藤沢市気功養生学研究会
    「気功的死に方」をめぐって 濱野清志特集2   オイリュトミー・日本の現在

    対話『時代 社会 身体』 鯨井謙太郒 定方まこと
    「おしごとは呼吸すること」 野口泉
    「いろは歌」のオイリュトミー 吉野一恵
    「黄道十二宮と惑星のオイリュトミー」 樋原裕子連載:シュタイナーから読み解く宮沢賢治 第4回 「宮沢賢治ー星曼荼羅の宇宙」
  • 定価 1,000円(税込)
アマゾンからもご注文いただけます

オイリュトミーの現在Vol.6

ペルセパッサ・オイリュトミー団 アトリエ公演
「オイリュトミーの現在Vol.6」

8月24日の金曜日、ペルセパッサ・オイリュトミー団のアトリエ公演に参加します。

今回はベートーヴェンの「ピアノソナタ25番第2楽章」と、去年、こうもりクラブの『おしごとは呼吸すること』公演で3人の群舞で発表した曲(難曲…)をデュオ編成で踊ります。

各回定員30名となっておりますので、ご来場の際はご予約くださった方が安心です。

 

注意:

開場のKFまちかどホールにはお手洗いがありません!

お手洗いは、お隣のくにたち野菜と地域食材の店『とれたの』内、またそのおとなりのカフェ『ここたの』でご利用いただけます。

どちらも素敵なお店ですのでご来場の際はぜひお寄りください。
私も通りかかったら野菜を買います。
そして、お時間に余裕があれば谷保駅の南まで足を伸ばして『やぼろじ』までお散歩するのもおすすめです!こちらにも素敵なカフェがあります。
ペルセパッサ・オイリュトミー団 アトリエ公演
「オイリュトミーの現在Vol.6」

日時: 8月24日(金)16:00 /  19:30 (開場は開演の30分前)

場所: KFまちかどホール 地図はこちらをクリック

入場料: 前売り/当日ともに2,500円(高校生以下2,000円)

 

ご予約・お問い合わせ
persejapan@gmail.com
080-5877-6887 (ペルセパッサ・オイリュトミー団)
・定員になり次第締め切りとさせていただきます
・未就学児の入場はご遠慮くださいませ

「オンブレ」エルモア・レナード新刊! 

こんにちはオイリュトミスト野口泉です。

映画『ゲット・ショーティ』や『ジャッキー・ブラウン』(原作は『ラム・パンチ』)の原作者として有名なエルモア・レナードの最新刊「オンブレ」を読んだので紹介します。

“伝説の男”を伝聞形式で語る神話的西部劇

幼少期にさらわれてアパッチ族に育てられた“伝説の男”「オンブレ」

オンブレとは「男(man)」という意味のスペイン語だ。黒い肌にブルーの瞳、一見白人のようだがアパッチ族の砂漠で生き抜く術も心得た孤高の主人公が、灼熱の荒野で悪党たちと息詰まる死闘を繰り広げる…

エルモア・レナードの犯罪小説を読んだことがある人は多いと思いますが、初期に西部劇を書いていたとは知る由もありませんでした。なんとそんな初期傑作二作品がこの度出版されたのです。書店で見つけて即購入しました。

訳は村上春樹さんです。

肉体的な極限状態で人がどのような態度をとるのか

この小説ではさまざまな背景の人物がマッドワゴン(いわゆる駅馬車)に乗り合わせます。

御者、17歳の少女、インディアン管理官夫妻、荒くれ者、そして語り部である青年と“男”(オンブレ)。この青年がオンブレとの出会いからことの次第を回想する、という形で物語は進んでいきます。

水を巡る攻防戦

灼熱の砂漠においても、オンブレはアパッチ・インディアンの中で育っているので、消耗しない水の飲み方を知っている。また砂漠を歩かねばならない時は一人だけカウボーイブーツを脱いで、見たこともないようなモカシンに履き替える。

そういった描写の端々がオンブレの人物像を浮かび上がらせます。

今期の猛暑、外を歩いてクラクラしながら、つい「オンブレならこんな時どうしただろうか」「水道が民営化されてと考えてしまいます。

どんな時でも孤独で冷静

物語が進むにつれ、マッドワゴンに乗り合わせた全員にそれぞれの精神的な極限状態が訪れます。

そんな中でオンブレは徹底的に孤独であり、思想的にも行動的にも自分だけのルールに従ってブレません。

なぜそんなに冷静でいられるのか。

人間を超えた透徹した冷たさ、それは感情という要素をそぎ落とさずには生きてこられなかったオンブレの半生を想像させます。

そんな生命の本質だけが冷たく輝いているような孤高の存在であるオンブレの壮絶な生い立ちが語られるでもなく語られます。レナードは語らずに匂わせることが最高に上手い作家です。

ネタバレになるので詳しくは書けないのですが、こういう人物がいる(小説の中だけど)のなら生きていける、もう少し頑張れる、そう思わせる主人公像を創作したレナードはすごい。脱帽というしかありません。

むき出しの欲望

そしてこの小説に出てくる悪役は本当に悪い。想像を絶するワルさです。でもそれがいい。ギリシャ神話なみにすべての登場人物のキャラが立ってます。

また人種差別が普遍的な人間の問題として淡々と描かれている。そこに説教くささや押し付けは一切ない。ただ特異な生い立ちを持つ一人の男が見る世界がそのまま綴られる。

欺瞞、裏切り、さげすみ、あらゆるみじめさ、うしろめたさを抱えた登場人物たちは、砂漠を生き抜くために彼を指針とするしかない。

そしてついに訪れる究極の選択のとき…!

文句無しにおもしろいので夏に読書したいと思っている人には絶対的におすすめします!

まとめ

犯罪小説家として有名なエルモア・レナード(1925-2013)の初期傑作作品集。エルモア・レナードは小学校5年生の時から芝居の台本を書いていたらしい。

村上春樹訳である。

人間の極限状態が描かれている西部劇。

御者メンデスのセリフがかっこいい。

現代人にとって新鮮な感覚で読める内容。

こちらもおすすめ

古本屋さんで見つけたらぜひ。

         

しらおいポロトコタン

昨年11月に北海道の白老にある白老アイヌ民族博物館に行ってきました。

現在リニューアルのために閉館しています。

しらおいポロトコタン

博物館の展示モニターで流れていたモノクロのドキュメント映像、アイヌの男たちが丸木舟に乗っている姿がとても印象的。ジム・ジャームッシュの映画『デッドマン』でも主人公が小舟に乗ってどことも知れない場所へ旅立つ風景がありますが、小舟には「彼岸に渡る」イメージを呼び起こされる。

今、アイヌといえば『ゴールデンカムイ』

アイヌの狩猟生活が詳しく描かれていておもしろい。やはり主人公アシリパの食いしん坊な描写が好きです。

アイヌの昔話を読むと「イナウ」の魅力に取り憑かれる。黄金の妖精のようで美しい。

ペルセパッサ・オイリュトミー団ブログ開設

ペルセパッサ・オイリュトミー団の公式ブログが開設しました

7月24日のアトリエ公演 「オイリュトミーの現在 Vol.5」情報、

オイリュトミーの歴史とペルセパッサ・オイリュトミー団についてなど、

読み応えのある記事と貴重な写真満載です。

どうぞチェックしてみてください。

https://persejapan.blogspot.com/

仙台での滞在

5月29日から6月4日まで、『暁ニ告グ』の公演スタッフとして仙台に1週間滞在しました。

その間、たくさんの方々にお世話になりました。

 

 

毎日おいしいお料理をいただきました

 

 

二日間の本番を終えスタッフ総出で片付け

 

 

翌日は南相馬を通過。ここは徒歩、二輪車での通り抜けは不可でした。

 

今回は車での往復でした。自分の住んでいる場所から仙台までの「地のつながり」を実感できたことが体験として大きかったです。

都市から都市へ、その間に誰もいない、何もない土地があり、また、そこで日々黙々と働く人たちがいること。日焼けというよりも焦げ茶色の刺青のように焼けた肌が目に焼き付きました。また、2011年に石巻を訪れた時の記憶がよみがえりました。

 

 

東北はこれからも機会あるごとに訪れたい場所です。

滞在中お世話になった方々に感謝いたします。

ありがとうございました。

 

 

仙台に来ています

笠井瑞丈×鯨井謙太郒 《曉ニ告グ》仙台公演で仙台に来ています。

せんだい演劇工房10-BOXに本番4日前に小屋入りしてじっくり仕込み稽古。

制作のモンデンキントさん、コルヴスのオイリュトミー仙台クラス「ことほぎの木」に参加されているみなさんの暖かい支援のもとに、快適なリハーサル時間を過ごさせていただいております。

本番はいよいよ明日からスタート、6/2と6/3の二回公演、3日の終演後には富田真人さんを交えてのトークもあります。詳細は下の方↓↓にあり。どうぞチェックしてみてください!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

油揚げのコロッケ

 

 

笠井瑞丈×鯨井謙太郒

《曉ニ告グ》仙台公演

6月2日(土)19:00
6月3日(日)15:00*ポストトークあり〈聞き手・富田真人〉
※両日開場は30分前

会場|せんだい演劇工房10-BOX
http://www.gekito.jp/?pg=1521264759

構成・演出・振付・ダンス・オイリュトミー
笠井瑞丈×鯨井謙太郒

【テキスト】
ルース・ベネディクト『菊と刀』長谷川松治 訳
三島由紀夫『「変革の思想」とは』『果たし得ていない約束』
春日井建『未青年』
紀貫之『古今和歌集』

〈チケット〉
前売 2,500円
当日 3,000円
U25 2,000円
中学生以下1,500円
※未就学児のご入場はご遠慮下さい

【ご予約・お問い合わせ】
mondenkind
E-MAIL:sendai.mondenkind@gmail.com
TEL:080-4511-4438(佐々木)

【関連企画】
笠井瑞丈ダンスワークショップ
日時|5/30(水)19:00〜21:00
会場|box1
参加費|1,500円
*笠井瑞丈による貴重な仙台でのワークショップです。身体に興味のある方、奮ってご参加くださいませ。ダンス未経験の方、大歓迎です。

・主催
KENTARO KUJIRAI コンペイトウ

・制作
mondenkind

Web→http://kujiraikentaro.com/news/笠井瑞丈x鯨井謙太郒

「新しい自分と出会うために ~共感/反感 を超えて~」仙台WSが終わりました

仙台でのオイリュトミーワークショップ「新しい自分と出会うために ~共感/反感 を超えて~」が終わりました。

準備していった言葉がたくさんあったのですが、自然な流れで自分の口から出てこなかったということは、自分が語るには早すぎる言葉だったのかもしれません。

ワークショップをやらせていただく時は、おいでくださる人との出会いが私にとってのプレゼントです。

ワークショップ終了後は、持ち寄ってくださったおにぎりやお菓子でランチタイム。

 

すてきな時間でした。

笠井瑞丈×鯨井謙太郒 《曉ニ告グ》仙台公演 今週末です

昨日から仙台入りしています。
本日午前中にオイリュトミーのワークショップを終えて、
こちらの公演のスタッフです。

本番は6/2  6/3の土日です。

 

笠井さん(左) 鯨井さん(右)ただいまブレイク中。 照明プランについて打ち合わせながら…

 

____

 

笠井瑞丈×鯨井謙太郒

《曉ニ告グ》仙台公演

6月2日(土)19:00
6月3日(日)15:00*ポストトークあり〈聞き手・富田真人〉
※両日開場は30分前

会場|せんだい演劇工房10-BOX
http://www.gekito.jp/?pg=1521264759

構成・演出・振付・ダンス・オイリュトミー
笠井瑞丈×鯨井謙太郒

【テキスト】
ルース・ベネディクト『菊と刀』長谷川松治 訳
三島由紀夫『「変革の思想」とは』『果たし得ていない約束』
春日井建『未青年』
紀貫之『古今和歌集』

〈チケット〉
前売 2,500円
当日 3,000円
U25 2,000円
中学生以下1,500円
※未就学児のご入場はご遠慮下さい

【ご予約・お問い合わせ】
mondenkind
E-MAIL:sendai.mondenkind@gmail.com
TEL:080-4511-4438(佐々木)

【関連企画】
笠井瑞丈ダンスワークショップ
日時|5/30(水)19:00〜21:00
会場|box1
参加費|1,500円
*笠井瑞丈による貴重な仙台でのワークショップです。身体に興味のある方、奮ってご参加くださいませ。ダンス未経験の方、大歓迎です。

・主催
KENTARO KUJIRAI コンペイトウ

・制作
mondenkind

Web→http://kujiraikentaro.com/news/笠井瑞丈x鯨井謙太郒

遊働する身体 第4号

『遊働する身体』という雑誌を作っていらっしゃる西田隆重さんより、昨年のオイリュトミー公演『おしごとは呼吸すること』に関してインタヴューを受けました。

遊働する身体 創刊号

西田さんの質問を受けて、父の亡くなる時のことを久しぶりにじっくり思い出しながら話す機会をいただき、その後しばらく、父の存在や空気を感じて暖かい気持ちになりました。

昨年、父との関係性を客観的に捉える作業がひと段落し、父の記憶が遠のいていたこともあり、久しぶりに本人に会えたような嬉しい1日でした。

ロージナ茶房にて 西田さん

子ども園クレーシュすみれ「モモ」のご案内

2016年から関わらせていただいている東京国立の 子ども園クレーシュすみれ。月2回開かれている2才児からの親子クラスのお知らせです。

私自身、シュタイナーの考えに基づいた幼稚園でどのようなことが行われているのか強い興味がありました。

現在、週に一回、園の一日を子どもたちと共に過ごしていますが、季節に応じた歌・手遊びには非常に美しい旋律とリズムがあり、毎回感動させられます。年月をかけて少しづつ自分のからだにそれらの歌やリズムが浸透するように学ばせていただいています。

また年間を通して園の庭の植物を観察するのも楽しみの一つ。ライムやいちご、季節の花々…

色づきつつある園庭のいちご

おやつはレーズンや季節の果物のみの甘みで曜日ごとに異なった穀物(全粒粉、きび、きなこ等)を使って作られています。

クレーシュすみれは、これらのレシピに加え、羊毛の染めや糸紡ぎ、編み物、人形作りなどを覚えることのできる、またとない場所でもあります。

さまざまな手しごとの知識をマスターしている幼児教育の先生はまさに生活のプロだな、とつくづく感心させられます。

今後、モバイル機器のウェアラブル化が進んでいく中で、より多くの自然の素材に触れる機会は私自身にとっても重要な時間となっています。

どうぞお気軽にご参加いただければと思います。

 

時間:午前10:00〜11:15
場所:子ども園クレーシュすみれ (東京都国立市東4-26-6)
日程:月2回の水曜日
1学期  4/18 5/9   5/23   6/13   6/20   7/11
2学期  9/12   9/26   10/3   10/17   11/7   11/21   12/5
3学期  1/16   1/30   2/6   2/20   3/6
会費:月3,000円  (月1回の場合は1,500円)
定員:6組
内容:季節に応じた歌・手遊び・お母さんの手仕事・手作りのおやつ
申し込み・お問い合わせ (14:00~15:00) TEL 042-573-8680 070-6946-8680

こうもりTシャツ

「オイリュトミーとピアノの会」で会った、こうもりクラブ三上周子(ちかこ)さんが、
こうもりTシャツを着てくれていました。

 

おしゃれに着こなしてくれていて嬉しいです。
自分の分をまだ持っていないので羨ましい!

 

 

こうもりTシャツは昨年おこなったクラウドファンディングの特典の一つです。

静かなる時限爆弾・アスベスト問題と中皮腫について知ってほしい!呼吸と仕事をテーマとした公演

 

素晴らしいこうもりのイラストは動物画家 薮内正幸さんのもの。
良い季節なので山梨県白州にある薮内正幸美術館を再訪したいですね。

こちらもぜひお読みください→薮内正幸さんに関するアップデート記事「内側から見る」

 

オイリュトミーとピアノの会へ

オイリュトミストの定方まことさんが定期的に開いている「オイリュトミーとピアノの会」に行ってきました。

演奏は私もオイリュトミーシューレ時代からお世話になっている上田早智子さん。

 

小さなスベースですが、迫力のピアノの演奏とオイリュトミーに引き込まれました。

 

 

会のあとは奥様のチヒロさんの手作りの茶菓をいただきながら歓談しました。ゆっくりお茶を飲みながら感想を語り合えるのはいいですね。

 

竹皮のお皿が素敵

 

 

お客さんでいらしていた奥山ばらばさん(左)と 定方まことさん

 

オイリュトミーワークショップ 「新しい自分と出会うために ~共感/反感 を超えて~」

オイリュトミーワークショップ
「新しい自分と出会うために ~共感/反感 を超えて~」

 

日ごとに日差しが明るく、暖かくなり、色彩があふれる季節となりました。

皆さまはどのような春をお過ごしでしょうか。

この度、東京でご活躍されているオイリュトミストの野口泉さんをお迎えして、「共感/反感」をテーマとするオイリュトミーワークショップを開催する運びとなりました。

言葉だけではよく理解できないことも、実際に身体を使って動いてみることで腑に落ちる、血肉になる、ということがあります。オイリュトミーを通して、一人一人の内側や外側の世界と新たに出会う機会となれば幸いです。

オイリュトミーやダンスが未経験という方も大歓迎です。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。 mondenkind


会場 : 若林市民センター  会議室(仙台市若林区若林3-15-20)
日時 5月30()10:0012:30
参加費 2000
ご予約・お問い合わせ
 080-4511-4438(佐々木)
sendai.mondenkind@gmail.com
主催 : mondenkind

内容:

人は「好き」/「嫌い」の感情をもとに自己の周囲の環境を作っていきます。

一般的に何かを好ましく思う時、そこには共感の力が働き、何かに違和感を感じる時、そこには反感の力が働いていると言えます。

共感を感じる時、対象と自己は親和し境界がなくなりますが、ひとたび反感を感じれば対象と自己とは区別されそれぞれが孤立します。

視点を変えてみると、共感は周囲に拡散することによって自己を希薄にし、反感は内に収縮することによって自己を確立させる働きであるとも言えます。

しかし人間の感情とは「好き」と「嫌い」だけで割り切れるものではありません。好きなものが嫌いになったり、嫌いなものが好きになったりすることはままあります。そこには感覚というもののあやうさがあります。

はたして人間の感情生活とは共感と反感という海の中をただよっているたよりない小舟なのでしょうか。

今回のワークショップではそのような受動的な立場を超え、共感と反感という相反する二つの感覚を捉えなおしてみたいと思います。ぜひご参加いただけますと幸いです。
野口泉


講師プロフィール:
 
野口泉
オイリュトミスト
2002年より笠井叡に師事。オイリュトミーシューレ天使館第三期及び舞台活動専門クラスを経て、高橋悠治演奏「フーガの技法とオイリュトミー」(2008,2010)、「ハヤサスラヒメ」(2012,2014)、「蝶たちのコロナ」(2013~2015)、「日本国憲法を踊る」(2016)鯨井謙太郒作品「毒と劔」(2015) など国内外の様々な公演に出演。また放射能からいのちを守る山梨ネットワーク いのち・むすびば(2017年「むすびば」に名称変更)との共同公演「アシタノクニ」(2012)、桃澤ソノコとの人形劇「きつねおくさまの!ごけっこん」(2014,2015)、シュタイナー農法研究会(「種まきカレンダーを読み解く」2014 山梨・東京)、クラウドファンディングによる「おしごとは呼吸すること」(2017)公演の開催、ワークショップなどを行う。 http://noguchiizumi.com  http://koomori.club

 

 

 

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ドクター・スリープ

1977年刊の『シャイニング』はキューブリックの映画化作品があまりにも有名ですが、やはり小説の方が数段おもしろい。

新装版 シャイニング (上) (文春文庫)
新装版 シャイニング (下) (文春文庫)

今回読んだ『ドクター・スリープ』は『シャイニング』で幼児だったダニー少年が成長し、父と同様アルコール中毒になっています。

スティーブヴン・キング自身も薬物、アルコール中毒に苦しんだ時期があるようです。

ドクター・スリープ 上下巻セット (文春文庫)

『11/22/63』は1963年11月22日のダラスでのジョン・F・ケネディ暗殺が主題となっています。こちらも好きです。

11/22/63 上 (文春文庫 キ 2-49)

ヴェレダ トリートメント&ショップ 吉祥寺へ行ってきました

吉祥寺のヴェレダに行ってきました。ここはマッサージのサロンがあります。

施述前に丁寧なカウンセリングがあり、好みのオイルを選べます。

この日は母が施述を受けましたが、終わって個室から出てくると首肩周りがゆるんですっきりしていました。本人も良かったようです。

ヴェレダといえばアルニカオイルには長いことお世話になっています。

翌日公演本番などでハードに動かなければならないのに筋肉に不穏な痛みがある時、
アルニカオイルのマッサージで切り抜けたことが何度もあります。


お風呂上がりなどのまだ水分が残っている肌にマッサージするとより浸透する気がします。

 

詩人の生活とは

先日、鎌倉に詩人の城戸朱理さん、フォトグラファーの小野田桂子さんを尋ねました。

 

城戸さんから「詩が降りてくる」瞬間の話をうかがうことができ思わず興奮しました。
時と場所をかまわず詩が降りてくる苦労というのは凡人には測り難いものがあります。

 

「見るための諸条件をお前自身の魂に適用すればよい。そうすればお前は見るであろう。」
という『神智学』の中の一節が脳裏に浮かびました。

 

言葉が降りてくるためついやされる詩人の生活というものにしばし思いを馳せます。

 

鎌倉高校前で江ノ電を降りて散歩

 

 

鎌倉駅近くの「ビストロ オランジュ」にて素晴らしい食事をごちそうになりました。

白いのは根セロリ

 

 

アショア・ド・ブフ

 

 

 

 

 

原一男監督最新作『ニッポン国VS泉南石綿村』

渋谷で原一男監督最新作『ニッポン国VS泉南石綿村』を見た後は、

池袋と新宿を当てどなく歩き回って最終的に歌舞伎町で一人寿司屋に入ってしまうくらいの衝撃を受けました。

街の喧騒に癒されないと日常に戻れないという感じでしょうか。

 

ユーロスペースにて4月もまだやっているようですのでぜひご覧になってください。http://www.eurospace.co.jp/schedule/

 

アンナチュラルがおもしろすぎる

今までテレビドラマにはまったことがほとんどありませんでした。

 

『恋のためらい』(1997年)

 

 

 

 

『マンハッタンラブストーリー』(2003年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『タイガー&ドラゴン』(2005年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この3本は毎週楽しみに見てましたが、すでに10〜20年前のものです(笑)

実家を出てからテレビを持っていないことと、テレビがアナログ放送から地デジ化された(2001年〜2012年までに移行完了)こともこのようにドラマに疎くなったことと関係しているかと思います。

 

最近『アンナチュラル』というドラマがおもしろくて久々に毎週金曜夜を楽しみにしています。テレビがないのでリアルタイムでは見られませんが、、、

あまりに『アンナチュラル』が毎回想像の上をいくおもしろさなので、

もしかして、今まで「どうせつまらないんだろう」と思って見てこなかったドラマというものの中に見過ごした傑作があり、自分はそれを知らないのではないか、という危機感を強く感じました。また、つまらない偏見からドラマを見ることに対して怠惰であった自分を恥ずかしくも思いました。

そこで自分の見ていないもので名作と言われているドラマは何かと考えたところ、

『ロングバケーション』(1996年)が思い浮かび見ました。

 

 

 

 

 

 

インターネット上に全11話あがっていたので一気に全話見たところ、とても新鮮な体験でした。

さらに続けて『アンナチュラル』と同じ野木亜希子さん脚本のここ数年の話題作『逃げるは恥だが役に立つ』『重版出来!』を見ています。

素晴らしい作品を毎日少しづつ見ると、生活に張りが生まれていいです。