ダンスブリッジ2019 声と、踊りと。音読劇場

ダンスブリッジ2019
声と、踊りと。音読劇場

こちらの公演の稽古を今やってます。

共演のnoemanoesisアンサンブルの歌に毎回圧倒されてます。毎回鳥肌立ってます。

私にとっては義理の祖父にあたる鯨井巖の手記を手掛かりに沖縄の名護市、八重岳に行き、また当時のことを扱ったドキュメンタリーなどを見て、個人の視点から見た戦争体験は無限であり、計り知れないものがあると感じる。

自分の経験したことのあまりの凄惨さにどれだけの人が何も語らず、記憶を秘めたままに亡くなったのか。また今もその記憶を抱いて生きているのか。

戦後74年経っても、経験を語る人は当時のそのままの時間にいる。受け入れがたい体験のために時間がそこで止まっている。肉体だけが老いていく。

22日日曜日の13時の回はトークもあるそうです。

公演日時
2019年
9月21日(土)19:00
9月22日(日)13:00/17:00

料金:前売一般3,300円 前売学生2,500円 前売こども1,500円 4回券10,000円 当日+500円

『アーカーシャのうた』
~鯨井巖「一学徒兵の北部沖縄戦回想録」 ~

構成・振付・出演:鯨井謙太郎
オイリュトミー:野口泉
語り:定方まこと
三線:鯨井絵里加
合唱:Noema Noesis ensemble
音楽監督:堅田優衣

松本大樹さん作品と二本立てになってます。是非おいでください!

投稿者: izumi noguchi

野口泉 オイリュトミスト 武蔵野美術大学映像学科卒。 2002年より舞踏家笠井叡に師事、オイリュトミーを学ぶ。オイリュトミーシューレ天使館第三期及び舞台活動専門クラスを経て、愛知万博「UZUME」(2005)「高橋悠治演奏「フーガの技法とオイリュトミー」(2008、2010)、「ハヤサスラヒメ」(2012)、「蝶たちのコロナ」(2013、2014)、「毒と劔」(2015) など様々な公演に出演。放射能からいのちを守る山梨ネットワークいのち・むすびばとの共同公演「アシタノクニ」や、仙台・月のピトゥリとの人形劇(正確には”にんぎゃうじゃうるり”)「きつねおくさまの!ごけっこん」(2014)、シュタイナー農法研究会(「種まきカレンダーを読み解く」2014)などを開催。近年はシュタイナー系の幼稚園で幼児教育に関わる。また各地でオイリュトミーワークショップを行う。オイリュトミーに関わるイベントを企画する「レムニスカート」を主宰。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください