昨年11月に北海道の白老にある白老アイヌ民族博物館に行ってきました。
現在リニューアルのために閉館しています。
しらおいポロトコタン
博物館の展示モニターで流れていたモノクロのドキュメント映像、アイヌの男たちが丸木舟に乗っている姿がとても印象的。ジム・ジャームッシュの映画『デッドマン』でも主人公が小舟に乗ってどことも知れない場所へ旅立つ風景がありますが、小舟には「彼岸に渡る」イメージを呼び起こされる。
今、アイヌといえば『ゴールデンカムイ』
アイヌの狩猟生活が詳しく描かれていておもしろい。やはり主人公アシリパの食いしん坊な描写が好きです。
アイヌの昔話を読むと「イナウ」の魅力に取り憑かれる。黄金の妖精のようで美しい。
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投稿者: izumi noguchi
野口泉
オイリュトミスト
武蔵野美術大学映像学科卒。
2002年より舞踏家笠井叡に師事、オイリュトミーを学ぶ。オイリュトミーシューレ天使館第三期及び舞台活動専門クラスを経て、愛知万博「UZUME」(2005)「高橋悠治演奏「フーガの技法とオイリュトミー」(2008、2010)、「ハヤサスラヒメ」(2012)、「蝶たちのコロナ」(2013、2014)、「毒と劔」(2015) など様々な公演に出演。放射能からいのちを守る山梨ネットワークいのち・むすびばとの共同公演「アシタノクニ」や、仙台・月のピトゥリとの人形劇(正確には”にんぎゃうじゃうるり”)「きつねおくさまの!ごけっこん」(2014)、シュタイナー農法研究会(「種まきカレンダーを読み解く」2014)などを開催。近年はシュタイナー系の幼稚園で幼児教育に関わる。また各地でオイリュトミーワークショップを行う。オイリュトミーに関わるイベントを企画する「レムニスカート」を主宰。 izumi noguchi のすべての投稿を表示